MPソリューション株式会社

保冷庫のカビ対策とは?寒河江・東根の農家で保冷庫と作業小屋を守る方法

お問い合わせはこちら LINE問い合わせ

保冷庫のカビ対策

保冷庫のカビ対策

2026/10/17

寒河江・東根の農家で、保冷庫のにおいが気になったら

保冷庫と作業小屋に湿気がたまる理由、見るべき場所、削らない進め方を解説します

こんにちは😊 東北地方のカビトラブルを解決する MIST工法®カビバスターズ仙台です!施工・現場リーダーの稲垣です。

「シーズンが終わって保冷庫を開けたら、中がかび臭かった」「棚やコンテナの底がぬめっている」「作業小屋の壁が、去年より黒っぽくなってきた」。山形県の寒河江市や東根市で果樹を手がけている方から、こうしたご相談をいただくことがあります。さくらんぼの出荷が終わり、次の作業へ移るこの時期は、保冷庫と小屋を整える良いタイミングです。

保冷庫は、カビにとって都合のよい条件がそろいやすい場所です。庫内は低温で、壁や床は外気より冷えています。そこへ扉の開け閉めで外の空気が入ると、内側で結露します。さらに、収穫期には水を使った洗浄が続き、コンテナや棚が濡れたまま重ねられることもあります。そしてシーズンが終われば、扉を閉めたまま何か月も止めておく。空気が動かない時間が長く続くわけです。

「冷えているからカビない」と思われがちですが、低温で増える菌もいます。冷蔵庫の中のパッキンが黒ずむのと同じことが、規模を大きくして起きていると考えていただくと分かりやすいと思います。

この記事では、寒河江・東根の果樹農家さんを想定して、①保冷庫にカビが出やすい理由、②庫内と小屋のどこを見ればよいか、③シーズン後にやること、④やってしまいがちな対処と向いている進め方、⑤MIST工法®での除去、⑥検査で状態を数字にする方法、の順にまとめます。

保冷庫にカビが出やすい3つの理由

扉の開け閉め、洗浄後の水気、止めている期間の長さ

保冷庫でカビが出やすい理由を3つに整理します。

1つ目は「扉の開け閉め」です。収穫期は一日に何十回も扉が開きます。そのたびに外の暖かく湿った空気が入り、冷えた壁・天井・床に触れて結露します。とくに扉のまわりと、冷却器の吹き出し付近は温度差が大きく、水滴ができやすい場所です。パッキンの黒ずみは、その積み重ねです。

2つ目は「洗浄後の水気」です。コンテナや棚、床を洗ったあと、水分が残ったまま扉を閉めると、庫内の湿度が上がります。低温では水分が蒸発しにくいため、乾くのに時間がかかります。重ねたコンテナの底面など、空気が当たらない場所はとくに乾きません。

3つ目は「止めている期間が長いこと」です。シーズンが終わって電源を落とし、扉を閉めて数か月。この間、庫内の空気はまったく動きません。外気温が上がる夏場には、断熱パネルの内側で温度差が生まれ、結露することもあります。開けたときに独特のにおいがするのは、この期間に進んだ結果です。

加えて、山形県の内陸は昼夜の寒暖差が大きい地域です。寒河江や東根は果樹に適した気候として知られていますが、その寒暖差は建物にも影響します。日中に暖まった外壁が夜に冷える。この繰り返しが、小屋の北側の壁に黒い点を並べていきます。

庫内と小屋のどこを見る?|冷却器・パッキン・棚・資材

見る場所と、起きやすいこと、確かめ方を表にまとめました

点検は、保冷庫を止める前後の両方で行うのが理想です。稼働中は結露の場所が分かり、止めたあとはにおいの変化が分かります。

まず冷却器の下です。受け皿とドレンホースが詰まっていると、水が溜まったままになります。そこがにおいの発生源になっていることは少なくありません。懐中電灯で下から覗き、水のたまりやぬめりを確認してください。

次に扉まわりのパッキンです。ゴムの溝に黒い点が並んでいたら、そこは常に湿っている場所です。パッキンが硬くなって密着が悪くなると、すき間から外気が入り、さらに結露が増えます。指で押して弾力を確かめるとよいです。

庫内のコンテナと棚も見ます。底面に触れてぬめりがあれば、洗浄後の水分が残っています。樹脂のコンテナは一見きれいでも、重ねた面だけ乾いていないことがあります。

作業小屋では、資材置き場を確認します。包装材の紙箱、パックの入った段ボール、ラベル類。これらは湿気を吸い、そのままカビの栄養になります。床に直置きしていないか、壁にぴったり付けていないかを見てください。

下の表に、確認する場所・起きやすいこと・確かめ方をまとめました。シーズン終わりの片付けリストとしてお使いください。

確認する場所
起きやすいこと
確かめ方
冷却器の下と受け皿
ドレンが詰まり水がたまる
懐中電灯で下を覗き、ぬめりとにおいを見る
扉のパッキン
溝に黒い点が並ぶ
指で押して弾力と密着を確かめる
コンテナと棚の底
洗浄後の水分が残る
重ねた面を触ってぬめりを確認する
小屋の資材置き場
紙箱が湿気を吸って傷む
床直置きと壁への密着を確認する
小屋の北側の壁
乾きにくく黒ずむ
外周の水はけと合わせて壁の下部を見る

シーズン後にやっておきたい4つのこと

洗う、乾かしてから閉める、床から離す、写真で記録

出荷が終わったあとの一手間が、翌年の状態を決めます。やることは4つです。

1つ目は、庫内を洗うことです。床、壁の下部、棚、コンテナ。汚れは糖分や果汁を含んでいることが多く、菌の栄養になります。洗剤の種類は、食品を扱う場所であることを前提に選んでください。

2つ目は、乾かしてから閉めることです。ここがいちばん大切です。洗ったあとすぐ扉を閉めると、水分が庫内に閉じ込められます。扉を開けて送風し、床と壁が乾いたことを確認してから閉めてください。数日かかることもありますが、そのぶん翌年が楽になります。可能であれば、扉を少し開けた状態で保管するか、定期的に開けて空気を入れ替えます。

3つ目は、床から離すことです。作業小屋の資材はすのこやパレットの上に置き、壁からも数センチ離します。これだけで底面の傷み方が変わります。

4つ目は、写真の記録です。庫内の同じ場所、小屋の同じ壁を、毎年同じアングルで撮っておきます。「去年より広がっている」と気づければ、早めに手を打てます。

なお、止めた保冷庫ほど湿気がこもります。「使っていないから大丈夫」ではなく、「使っていない期間こそ確認する」と考えてください。月に一度扉を開けるだけでも違います。

やってしまいがちな対処と、農家向けの進め方

閉めっぱなし・強い薬剤・こすり落としには注意が要ります

保冷庫のカビで、よく見かける対処を3つ挙げ、注意点を整理します。

ひとつ目は、扉を閉めたまま長期間放置することです。冬のあいだ触らずにおくと、春に開けたときのにおいが強くなります。閉めて密閉するより、乾いた状態を保つほうが結果的にきれいに保てます。

ふたつ目は、庫内に強い薬剤を広く噴霧することです。食品を扱う場所ですので、薬剤の残留には慎重でありたいところです。カビバスターズでは、広範囲の薬剤処理は床下・基礎まわり・屋外といった限られた範囲に絞っています。庫内では別の方法で進めます。

みっつ目は、黒ずみをこすり落とすことです。断熱パネルの表面を削ると、細かい傷に汚れと水分が入りやすくなります。木の棚や小屋の柱も同じで、こするほど次に出やすい面になります。

農家さんに向いているのは、次の順番です。まず洗浄後に乾かす時間をつくる。次に、どこが湿ったままなのかを確かめる。含水率を測れば、木部や壁がどの程度湿っているかが数値で分かります。そのうえで、素材を傷めない方法で除去する。

作業の時期は、繁忙期を避けるのが基本です。出荷が終わったあとから翌シーズンの準備までの間であれば、庫内を空にして進められます。段取りは作業暦に合わせて相談しながら決めていきます。

MIST工法®なら、パネルや木部を削らずに

素材に合わせて剤を調整し、こすらず削らずに菌を分解します

MIST工法®は、カビを削り取るのではなく、素材に合わせて調整した専用剤を素材の内部まで作用させ、菌を分解して除去する方法です。断熱パネル、樹脂、木部、モルタルといった保冷庫や小屋に多い素材を、そのまま残せます。

現場では、素材と傷み具合を確認してから剤の濃度を決めます。同じ庫内でも、パネルの表面と、木の棚、コンクリートの床では扱いが変わります。一律の強さで全体に使うのではなく、場所ごとに合わせるのが基本です。

除去のあとは、再付着を抑える処理を行います。被膜で覆い隠すのではなく、菌が定着しにくい状態をつくるという考え方です。庫内の仕上げを変えずに進められるため、次のシーズンからそのまま使っていただけます。

進め方は、作業の空いている時期に合わせて組み立てます。保冷庫だけ、小屋だけ、といった範囲の区切りも可能です。庫内のものは事前に出していただく必要がありますので、段取りは前もって相談して決めます。

カビバスターズ仙台は一般社団法人微生物対策協会と連携しています。除去して終わりにせず、前後で空気の状態を確かめられるのが私たちの進め方の特徴です。

検査で「見えない菌」を数字にする

落下菌検査と浮遊菌検査で、庫内と小屋の違いを確かめます

保冷庫の状態は、においと見た目だけでは判断しきれません。そこで使えるのが、落下菌検査と浮遊菌検査です。

落下菌検査は、培地を一定時間置いて、空気中から落ちてくる菌を捉える方法です。庫内、作業小屋、選果場、資材置き場と場所ごとに置けば、どこが多いかが見えてきます。「小屋のほうが多い」と分かれば、庫内より先に小屋を整えるという判断ができます。

浮遊菌検査は、一定量の空気を吸い込んで、その中の菌を調べる方法です。洗浄の前後、扉を開けた直後と閉めてしばらく経ったあとで比べると、どの作業が影響しているかが見えてきます。

検査のいちばんの利点は、対策の前後を同じ条件で比べられることです。数値が下がっていれば、行ったことが効いていると判断できます。下がらなければ、原因がまだ残っていると分かります。

記録が残ることは、出荷先への説明にも役立ちます。保管環境について測った数字を示せると、取引の場面でも話が具体的になります。シーズンごとに測れば、その施設の傾向も見えてきます。

どこを測るのが有効かは施設によって変わりますので、現地を見せていただきながらご相談して決めていきます。

まとめ|寒河江・東根の保冷庫と作業小屋のご相談

次のシーズンを気持ちよく迎えるための準備をしましょう

最後に要点を3つにまとめます。

1つ目、保冷庫は「扉の開け閉め」「洗浄後の水気」「止めている期間の長さ」が重なってカビが出ます。低温でも菌は増えるため、冷えているから安心とは言えません。2つ目、点検は冷却器の下、扉のパッキン、コンテナと棚の底、小屋の資材置き場の4か所から。シーズン終わりの片付けと合わせて行うと効率的です。3つ目、対処は「閉めっぱなしにしない・庫内で強い薬剤を広く使わない・こすって削らない」。洗ったあとに乾かす時間をつくり、含水率や菌の数で状態を押さえてから、素材を傷めない方法で除去する順番が結果的に早道です。

寒河江市や東根市は、さくらんぼをはじめとする果樹の産地として知られています。丁寧に育てた果実を、最後の保管でつまずかせないために、保冷庫と小屋の空気にも目を向けていただければと思います。

MIST工法®カビバスターズ仙台は、宮城県を拠点に、山形県・福島県をはじめ東北各県、北海道まで対応しています。保冷庫、作業小屋、選果場、資材置き場、どこからでも構いません。まずは状態を見せていただくところから始まります。お問い合わせフォームより、施設の種類・気になる場所・いつ頃から気づいたかをお知らせいただけるとスムーズです。

作業の落ち着くこの時期が、いちばん手を打ちやすいタイミングです。最後までお読みいただき、ありがとうございました😊

----------------------------------------------------------------------
カビバスターズ仙台

MPソリューション株式会社
〒980-0013

宮城県仙台市青葉区花京院2-1-61

オークツリー仙台1F
電話番号 090-8957-8975


----------------------------------------------------------------------

カビのお悩みは、カビバスターズ仙台にご相談ください

削らない・擦らないMIST工法®で、住宅・施設のカビを除去し再発防止まで対応します。現地調査・お見積りは無料。仙台・宮城をはじめ、北海道・東北6県に対応しています。

▶ LINEで写真を送って概算を相談する
▶ 無料カビ診断はこちら
▶ 無料概算見積もりはこちら
▶ カビ取りの費用・料金表を見る
▶ カビ取りの施工事例を見る
▶ お電話:090-8957-8975(平日 9:00〜18:00)

当店でご利用いただける電子決済のご案内

下記よりお選びいただけます。