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水産加工場のカビ対策とは?福島・いわきの漁港周辺で結露とカビ臭を抑える方法

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水産加工場のカビ臭、どこから?🐟|いわきの漁港・加工場で冷蔵庫まわりと天井裏の結露を抑える

水産加工場のカビ臭、どこから?🐟|いわきの漁港・加工場で冷蔵庫まわりと天井裏の結露を抑える

2026/10/07

福島・いわきで水産加工場を運営されている方へ

洗浄の水と冷蔵庫の温度差が生む結露を、記録で管理する

こんにちは😊 東北地方のカビトラブルを解決する MIST工法®カビバスターズ仙台です!施工・現場リーダーの稲垣です。

「朝いちばんに工場へ入ると、天井から水滴が落ちている」「冷蔵庫の外側の壁が黒ずんできた」「排水溝のまわりからにおいが上がってくる」。いわき市をはじめ、福島県の沿岸部で水産加工に携わる事業者の方から、こうしたご相談をいただくことがあります。

水産加工の現場は、洗浄、解凍、下処理と、水を使う工程が続きます。作業中は室内の湿度が高くなり、その水蒸気は天井や壁の上部へと集まります。一方で、冷蔵庫や冷凍庫の外側は表面温度が低く、湿った空気が触れると結露が起きます。つまり「水分が生まれる場所」と「冷える場所」が、同じ建物の中に同居しているわけです。

食品を扱う現場では、カビは衛生管理そのものに関わります。HACCPに沿った管理を行ううえでも、目に見えるカビだけでなく、天井裏や設備の裏側といった見えない部分の状態を把握しておくことが大切です。

この記事では、加工場で湿気がたまる理由、確かめたい場所、作業終了後の基本手順、季節ごとの注意点、そしてカビが出てしまったときの進め方をお伝えします。

秋は外気が乾き、設備の点検と清掃がしやすい時期です。冬の温度差が大きくなる前に、天井まわりを一度確かめておきましょう。

第1章|加工場で湿気がたまる3つの理由

水を使う工程・冷蔵庫の温度差・潮風による劣化

水産加工場のカビは、清掃の頻度だけで解決できるものではありません。建物と設備の条件が関わっています。

【① 水を使う工程が続く】
洗浄、解凍、殺菌のいずれも水を使います。床に落ちた水は蒸発し、室内の湿度を押し上げます。とくに温水を使う工程では、湯気が一気に立ちのぼり、天井付近の湿度が高くなります。作業が終わった後も、床や排水溝に残った水分は蒸発し続けます。

【② 冷蔵庫・冷凍庫の外側で結露が起きる】
冷蔵設備の外壁やドアまわりは、庫内の冷たさが伝わって表面温度が下がります。そこに湿った空気が触れると、水滴が生まれます。結露水は壁を伝って床に落ち、設備の脚元や壁の下部を濡らします。パネルのつなぎ目から内部に入り込むと、外から見えない場所でカビが育ちます。

【③ 潮風と塩分による設備の劣化】
いわきをはじめ沿岸部の工場では、潮風による金属部の腐食が進みやすくなります。シャッターや扉、換気ダクトの金物が傷むと、すき間から外気が入り込みます。冬の冷たい外気が侵入すれば、その周囲で結露が起きます。塩分を含んだ湿気は、建材の劣化も早めます。

これらに加えて、24時間稼働や交代制の現場では、建物を完全に乾かす時間を取りにくいという事情もあります。「乾かす時間をどこにつくるか」が、対策の要になります。

第2章|工場内で確かめたい4つの場所

天井と梁・冷蔵庫の外壁・換気ダクト・排水溝

日々の衛生点検に組み込みやすいよう、確認する場所を絞ります。

天井と梁は、水蒸気が最後にたどり着く場所です。天井の継ぎ目、照明器具のまわり、梁の上に、黒い点やほこりの固着がないかを確認します。脚立を使う作業は、複数人で安全を確保して行ってください。

冷蔵庫・冷凍庫の外壁は、結露が最も出やすい場所です。壁とパネルの取り合い、扉の丁番まわり、床との接地部を見ます。床に水の跡が残っている場合、どこから落ちているのかを目で追ってみてください。

換気ダクトと吹き出し口は、油分と湿気が同時に付く場所です。水産加工では、魚油の飛散がほこりと混ざり、カビの栄養になります。フィルターの汚れ方は、換気が効いているかの目安にもなります。

排水溝とグレーチングのまわりは、水分と有機物が残りやすい場所です。においの発生源になりやすく、清掃の状態がそのまま表れます。

下の表に、場所ごとの起きやすいことと確認の方法をまとめました。衛生点検表に追記する形でお使いいただけます。

見つけた気になる箇所は、日付の分かる写真で残します。HACCPの記録と一緒に保管しておけば、変化を追いやすくなります。

場所
起きやすいこと
確認の方法
天井・梁
水蒸気がたまり黒い点が出る
継ぎ目と照明まわりを見上げる
冷蔵庫の外壁・扉
結露水が壁を伝って床へ
床の水跡をたどって源を探す
換気ダクト・吹出口
油分とほこりが湿気を抱える
フィルターの汚れ方を確認
排水溝・グレーチング
水分と有機物が残りにおう
清掃後のにおいを確かめる
出入口・シャッター際
外気が入り込み結露する
すき間から風を感じるか確認

第3章|作業終了後にできる基本の手順

水気を切る・送風で乾かす・数値を残す・手順を共有する

工場のカビ対策で効果が大きいのは、作業が終わった後の時間の使い方です。

【① 水気を切る】
床、作業台、シンクのまわりに残った水を、スクイジーやモップで切ります。水が残ったまま照明を落とすと、朝まで湿気を出し続けます。とくに床の凹みや機械の脚元にたまった水は見落としがちです。

【② 送風で空気を動かす】
洗浄後に送風機やサーキュレーターで空気を動かすと、床面と壁面の乾きが早まります。天井付近に湿気がたまる工場では、上向きの送風も有効です。夜間の換気運転が可能であれば、時間を決めて動かします。

【③ 温湿度を記録する】
作業前・作業中・作業後の温湿度を記録します。数値があると、「この工程の後に湿度が上がる」という傾向が見えてきます。湿度の高い時間帯が分かれば、換気を強めるタイミングも決められます。

【④ 手順を共有する】
交代制の現場では、担当者によって作業の仕上がりが変わります。清掃と乾燥の手順を紙にまとめ、点検表と一緒に掲示しておくと、引き継ぎが確実になります。

【⑤ 物を床に直接置かない】
包装資材や段ボールは、床から離して保管します。湿気を吸った段ボールは、カビの温床になりやすく、食品を扱う現場では持ち込みたくない材料です。

第4章|季節ごとの注意点

夏の高温多湿、秋の点検、冬の温度差、梅雨のにおい

沿岸部の工場は、季節によって弱点が変わります。

【夏】
外気の湿度が高く、作業中の水蒸気が抜けにくくなります。天井付近の湿度が上がり、結露が出やすい時期です。冷蔵設備の稼働も増えるため、外壁との温度差が広がります。換気の運転時間を延ばし、送風で空気を動かす時間を確保します。

【秋】
外気が乾き、設備の点検・清掃に向いた季節です。換気ダクトの清掃、フィルター交換、シャッターや扉のすき間の補修をこの時期にまとめて行うと、冬に備えられます。夏に見つかった傷みの補修も、乾いているうちに進めます。

【冬】
外気温が下がり、室内との温度差が最大になります。外壁に面した壁の内側、シャッターの近く、出入口の風除室などで結露が起きやすくなります。潮風で傷んだ金物のすき間から冷気が入り込んでいないかを確認します。

【梅雨】
乾きにくく、においが出やすい時期です。排水溝やグレーチングの清掃頻度を上げ、床の乾燥時間を長めに取ります。

年間の傾向が分かってくると、「どの時期にどこを重点的に見るか」が決まり、限られた人手でも管理しやすくなります。記録を続けることが、その土台になります。

第5章|カビが出てしまったときの進め方

衛生を優先・含水率・浮遊菌検査・素材を傷めない除去

食品を扱う現場では、カビが見つかった時点で衛生管理上の判断が必要になります。手順を決めておくと、慌てずに対応できます。

【① 食品と資材を守る】
作業中であれば、食品や包装資材をその区画から移します。胞子を舞い上げないよう、こすったり払ったりせず、まず状況を記録します。

【② 含水率で湿りを確かめる】
カビバスターズ仙台では、壁・天井・床の下地の含水率を測定器で測ります。結露によるものか、配管や屋根からの漏水かによって、対策が変わります。

【③ 天井裏や設備の裏側を確認する】
点検口や既存の開口部からファイバースコープを入れ、断熱材や下地の状態を確認します。天井を大きく壊さずに範囲を把握できるため、稼働への影響を抑えられます。

【④ 空気の状態を数値化する】
一般社団法人微生物対策協会と連携した浮遊菌検査や落下菌検査で、室内の空気の状態を確かめます。施工の前後で比較すれば、取引先への説明や社内の衛生記録にも使えます。

【⑤ 素材を傷めずに除去する】
MIST工法®は、素材を「削らない・擦らない」ことを基本にしたカビ除去の方法です。パネルや塗装面、木部を削らずに処理できるため、設備の仕上げを保ったまま対応できます。作業は、稼働に合わせて休業日や夜間に行うことも可能です。

【⑥ 記録を残す】
調査と施工の記録は、写真と測定値をまとめた報告書としてお渡ししています。衛生管理の記録と合わせて保管できます。

第6章|よくある質問|水産加工場のカビについて

稼働中の対応・天井裏・記録・においの原因

Q1.工場を止めずに作業できますか?
A.休業日や夜間など、稼働に合わせて日程を調整します。区画を分けて段階的に進めることも可能です。

Q2.天井裏も見てもらえますか?
A.点検口や既存の開口部からファイバースコープで確認します。断熱材の湿りや雨染みの跡など、外から見えない状態を把握できます。

Q3.においの原因がカビかどうか分かりますか?
A.排水設備や有機物の残り、設備の劣化など、においの原因は複数あります。浮遊菌検査と現地確認で、原因の切り分けからお手伝いします。

Q4.結露を減らすには断熱工事が必要ですか?
A.必要な場合もありますが、まずは湿度の実測と換気の見直しから始めます。数値がないまま工事を決めると、費用に見合う効果が出ないことがあります。

Q5.取引先への説明資料になりますか?
A.写真と測定値をまとめた報告書をお渡ししています。衛生管理の取り組みを示す資料としてお使いいただけます。

Q6.沿岸部特有の注意点はありますか?
A.潮風による金物の腐食が進みやすく、すき間から外気が入り込みます。建物のすき間の点検を、定期的な項目に入れることをおすすめします。

手に負えないカビトラブルは、MIST工法®カビバスターズ仙台までご相談ください。

まとめ|加工場のカビ対策は「乾かす時間」と「数値の記録」

次の衛生点検からすぐ使えるポイントをおさらい

水産加工場は、水を使う工程と冷たい設備が同じ建物にある、結露の起きやすい現場です。いわきをはじめ沿岸部では、潮風による建物の傷みも重なります。

最後に、この記事のポイントをおさらいしましょう。

✔ 湿気の原因は「水を使う工程」「冷蔵設備の温度差」「潮風による劣化」
✔ 見るのは、天井と梁・冷蔵庫の外壁・換気ダクト・排水溝まわり
✔ 作業後に水気を切り、送風で乾かす時間をつくる
✔ 温湿度を工程ごとに記録し、衛生点検表と一緒に残す
✔ カビが出たら、含水率と浮遊菌検査で状態を数値にしてから対処する

福島県の沿岸部は、冬の冷たい風と、夏の湿った空気の両方を受ける地域です。秋のうちに換気設備とすき間の点検を済ませておくと、冬の結露を抑えやすくなります。

カビバスターズ仙台では、工場の稼働に合わせた調査と、素材を「削らない・擦らない」MIST工法®によるカビ除去をご提案しています。いわき市をはじめ東北各地の食品工場・加工場で、カビ臭や結露にお困りの際は、お気軽にご相談ください😊

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