旅館の客室がカビ臭い?♨️|秋保・蔵王・会津など温泉施設で口コミに出る前にできる調査
2026/10/10
秋保・作並、蔵王、会津など宮城・山形・福島の温泉旅館様・ホテル様へ、客室のカビ臭を口コミに出る前に確かめる調査
大浴場や温泉由来の湿気がこもる場所と、営業を止めずに進める調査・施工の段取り
こんにちは😊 東北地方のカビトラブルを解決する MIST工法®カビバスターズ仙台です!施工・現場リーダーの稲垣です。
「清掃スタッフが毎日きちんと掃除しているのに、特定の客室だけ湿っぽいにおいがする」「宿泊予約サイトの口コミに『部屋が少しカビ臭かった』と書かれてしまった」――宮城の秋保・作並、山形の蔵王、福島の会津など、東北の温泉地で旅館やホテルを営まれている経営者様・施設管理者様から、このようなご相談をいただくことがあります。特に、秋の行楽シーズンや年末年始など、繁忙期を前にしたこの時期は、客室の状態を見直したいというお問い合わせが増える傾向にあります。
温泉施設は、大浴場や露天風呂、源泉の配管など、建物の中に湯気や水分の発生源を多く抱えています。そこで生まれた湿気が、客室や廊下、天井裏などに少しずつ回り込み、においの原因になることがあります。しかも発生源が一つとは限らず、日々の清掃だけでは原因にたどり着けないことも少なくありません。
この記事では、温泉施設で湿気がこもりやすい場所、においの発生源を特定する難しさ、含水率・真菌検査・ファイバースコープによる調査の内容、そして営業と両立しながら調査・施工を進める段取りについて、順を追ってご説明します。
第1章|口コミに「カビ臭い」と書かれる前に
客室のにおいは、施設の評価と資産価値に関わる経営課題です
旅館やホテルを選ぶとき、多くのお客様が宿泊予約サイトの口コミを参考にされます。料理や温泉、接客への高い評価が並んでいても、「部屋がカビ臭かった」「布団が湿っぽかった」という一文があると、それを読んだ方の印象に残りやすいものです。客室のにおいは、お客様の満足度だけでなく、施設全体の評価や予約のしやすさにも関わる経営上の課題だといえます。
においの問題が難しいのは、スタッフの皆様が日常的に施設内で過ごしているため、慣れによって気づきにくいという点です。毎日同じ客室を清掃していると、わずかなにおいの変化を感じ取りにくくなります。一方で、初めて客室に入るお客様は、扉を開けた瞬間の空気の違いに敏感です。お客様アンケートや口コミに「におい」「湿気」という言葉が出てきた段階は、施設の状態を確かめる大切なサインだと考えてください。
また、においの問題は、建物そのものの状態とも深く関わっています。湿気が長期間こもっている場所では、壁紙や天井材、木部などの建材が傷みやすくなることがあります。温泉旅館の多くは、木の質感や和の空間を大切にされていますが、木材は湿気の影響を受けやすい素材でもあります。においをきっかけに状態を確認することは、建物という大切な資産を長く守ることにもつながります。
次のような状況に心当たりがあれば、一度状況を確認してみることをおすすめします。
✔ 特定の客室や階だけ、湿っぽいにおいがする
✔ 大浴場に近い客室や廊下で、においが強くなる
✔ 押入れや床の間、窓まわりに黒い点やシミが出てきた
✔ 雨の日や冬の朝に、においが強く感じられる
✔ 口コミやアンケートで、においに関する指摘があった
口コミは一度掲載されると、長く閲覧され続けます。指摘を受けてから対応するよりも、においの兆しに気づいた段階で原因を確かめ、先回りして手を打つほうが、施設の評価を守るうえでは効果的です。
口コミへの返信で「清掃を徹底いたします」とお伝えしても、原因が建物の内部にあれば、同じ指摘が繰り返されてしまうかもしれません。清掃の質を高めることはもちろん大切ですが、においの問題には、清掃では届かない場所に原因があるケースがあることを知っておいていただきたいのです。原因を確かめたうえで対策を行い、その結果を記録しておけば、今後同じような指摘があった際にも、根拠をもって状況を説明することができます。
また、団体のお客様や海外からのお客様を多く迎える施設では、客室の稼働率が高く、客室の状態をじっくり確認する時間が取りにくいこともあります。稼働が落ち着く時期を見計らって、一度施設全体の状態を点検しておくと、繁忙期を安心して迎えやすくなります。
私たちカビバスターズ仙台では、温泉施設や宿泊施設のご相談に対して、まず施設全体の湿気の流れを確認し、においの強い場所や湿気がこもりやすい場所を洗い出すところから始めています。数値と映像で状況を整理し、施設の皆様と同じ情報を共有しながら、対策の優先順位を一緒に考えていきます。次の章では、温泉施設で湿気がこもりやすい代表的な場所を見ていきましょう。
第2章|温泉施設で湿気がこもる場所
客室・廊下・脱衣所・天井裏に湿気が回る仕組み
温泉施設では、一般の住宅やビジネスホテルに比べて、建物の中で発生する水分の量が多くなりがちです。大浴場や露天風呂からは大量の湯気が立ちのぼり、源泉や給湯の配管は建物の中を長い距離にわたって通っています。こうした湿気が、換気や空調の流れに乗って、思わぬ場所へ移動していくことがあります。ここでは、湿気がこもりやすい代表的な場所をご紹介します。
一つ目は、大浴場や脱衣所の周辺です。浴室の換気設備が十分に機能していないと、湯気が脱衣所や廊下へ流れ出し、周囲の壁や天井に湿気がたまりやすくなります。脱衣所は人の出入りが多く、濡れたタオルやマットなども置かれるため、湿気がこもりやすい場所です。
二つ目は、客室です。客室に内風呂や露天風呂が付いている場合は、そこから湿気が客室内に広がります。また、大浴場の上階や隣接する客室では、床や壁を通じて湿気の影響を受けることがあります。押入れや床の間、窓まわりなど、空気が動きにくい場所は特に注意が必要です。
三つ目は、廊下や階段です。廊下は客室と浴場をつなぐ通路であり、湯上がりのお客様が行き来することで湿気が運ばれます。窓が少なく空気が動きにくい廊下では、壁紙の浮きやシミとして湿気の影響が表れることがあります。
四つ目は、天井裏や壁の中です。配管が通る天井裏やパイプスペースでは、配管の結露や、わずかな漏れによって湿気がたまることがあります。これらの場所は普段目にすることがないため、状態の変化に気づきにくく、においの原因になっていても見過ごされがちです。
✔ 浴場・脱衣所:湯気が大量に発生し、周囲に流れ出しやすい
✔ 客室:内風呂や押入れ、窓まわりに湿気がこもりやすい
✔ 廊下・階段:湯上がりの湿気が運ばれ、空気が動きにくい
✔ 天井裏・パイプスペース:配管の結露や漏れに気づきにくい
さらに、東北の温泉地ならではの気候条件も関係しています。冬は外気温が大きく下がるため、暖房で温められた室内の空気が、冷えた外壁や窓に触れて結露しやすくなります。山あいの温泉地では、朝晩の冷え込みや雪の影響も加わります。一方、夏から秋にかけては外の湿度が高い日が続き、建物全体が湿気を含みやすくなります。季節によって湿気の出方が変わるため、一年を通した視点で施設の状態を捉えることが大切です。
加えて、布団や座布団、カーテン、畳といった布製品や天然素材が多いことも、和風旅館の特徴です。これらは湿気を吸いやすく、押入れに収納された布団が湿気を含むと、においの原因になることがあります。押入れの中は扉を閉めると空気がほとんど動かないため、壁の裏からの湿気や結露の影響を受けやすい場所です。布団の干し方や収納の方法を見直すだけでも、においの感じ方が変わることがあります。
建物の増築を重ねてきた施設では、新しい棟と古い棟の接続部分や、構造の異なる部分の境目で、雨水や湿気の入り方が複雑になっていることもあります。こうした場所は、図面だけでは状態が分かりにくいため、現地での確認が特に重要になります。
また、源泉の成分によっては、配管や設備の劣化の進み方に影響することもあります。配管まわりの状態は、専門の設備業者様とも連携しながら確認していくことが望ましいでしょう。次の章では、においの発生源を特定することがなぜ難しいのかを整理します。
第3章|臭いの発生源を特定する難しさ
においのする場所と、原因のある場所が同じとは限りません
客室でカビ臭がすると、多くの場合、まずその客室の中を重点的に清掃したり、消臭を行ったりすると思います。もちろん、それで改善するケースもあります。しかし、温泉施設では、においを感じる場所と、原因となっている場所が離れていることが少なくありません。ここに、発生源の特定が難しい理由があります。
たとえば、客室の押入れからにおいがする場合でも、原因は押入れの中ではなく、壁の向こう側にあるパイプスペースの配管結露かもしれません。天井からにおいが降りてくるように感じる場合は、天井裏の配管からのわずかな漏れや、上階の浴室の防水の劣化が関係していることもあります。においは空気の流れに乗って移動するため、感じる場所だけを見ていても、原因にたどり着けないことがあるのです。
また、複数の原因が重なっているケースもよくあります。大浴場からの湯気が廊下に流れ込み、さらに客室の換気が弱いことで湿気がこもり、冬場の結露がそこに加わる、というように、いくつもの条件が組み合わさってにおいが強くなることがあります。原因を一つに決めつけて対策を進めると、別の原因が残り、しばらくして同じ症状が出てくる可能性があります。
✔ においを感じる場所と原因の場所が離れていることがある
✔ 壁の中や天井裏など、見えない場所に原因があることが多い
✔ 複数の原因が重なって、においが強くなることがある
✔ 季節や天候によって、においの強さが変わる
さらに、温泉施設特有のにおいとの区別も課題になります。温泉の成分によっては、特有のにおいが施設内に広がることがあり、カビ臭と混ざって判断しにくくなることがあります。排水口の封水切れによる下水のにおいや、古い建材そのもののにおいと区別がつきにくい場合もあります。
こうした理由から、においの問題を解決するためには、感覚だけに頼らず、客観的なデータをもとに原因を絞り込んでいくことが欠かせません。どの場所の建材に水分が多く含まれているのか、空気中にどのようなカビがどの程度存在しているのか、壁の中や天井裏で何が起きているのか――これらを一つずつ確認していくことで、においの発生源に近づくことができます。
においの原因を探る過程では、施設の皆様が普段感じていることが大きな手がかりになります。「この部屋は昔からにおいやすい」「大雨の翌日に強くなる」「暖房を入れる季節に気になる」といった声は、湿気の入り方や原因を推測するうえで貴重な情報です。清掃スタッフの皆様が気づいた小さな変化も、ぜひ共有していただければと思います。
また、施設の皆様にご協力いただきたいのが、においに関する情報の記録です。どの客室で、どの時間帯に、どのような天候のときににおいを強く感じるのか。お客様からの指摘があった日付や内容。過去の漏水や修繕の履歴。こうした情報があると、調査の範囲を効率よく絞り込むことができます。次の章では、実際の調査で使う三つの検査についてご説明します。
第4章|含水率・真菌検査・ファイバースコープによる調査
数値と映像で「見えない原因」を客観的に把握します
においの発生源を特定するために、私たちが基本としているのが、含水率検査・真菌検査・ファイバースコープ調査の三つです。それぞれの検査で分かることが異なるため、施設の状況に合わせて組み合わせることで、見えない部分の状態を立体的に把握しやすくなります。
含水率検査は、壁や床、天井、木材などの建材に、どの程度の水分が含まれているかを測定機器で調べるものです。表面が乾いているように見えても、内部に水分が残っている場所は数値の違いとして表れます。客室や廊下の複数の場所を測って比べることで、湿気がこもっている範囲や、湿気の流れを推測する手がかりになります。含水率の数値は建材の種類や測定条件によって見方が変わるため、一つの数値だけで判断せず、周囲との比較や時間の経過とあわせて読み取ります。
真菌検査は、室内の空気や建材の表面に、どのようなカビがどの程度存在しているかを調べる検査です。カビバスターズ仙台では、一般社団法人微生物対策協会と連携して真菌検査を行っています。においのする客室と、においのしない客室を比べることで、においとカビの関係を客観的に確認する材料になります。
ファイバースコープ調査は、細いカメラを壁の中や天井裏、床下などに入れて、内部の様子を映像で確認する方法です。大きく壁や天井を壊さずに、配管の状態や水の跡、カビの有無を確かめることができます。営業中の施設では、大がかりな解体を伴わない調査方法であることが大きな利点になります。
✔ 含水率検査:どこに、どれくらいの水分が残っているか
✔ 真菌検査:どのようなカビが、どの程度いるか
✔ ファイバースコープ:壁の中や天井裏で何が起きているか
これらの検査結果は、写真や数値、所見とともに報告書にまとめます。報告書は、施設の皆様にとって次のような場面で役立ちます。
一つ目は、対策の優先順位を決める根拠になることです。複数の客室や場所に問題がある場合でも、どこから手をつけるべきかを数値にもとづいて判断できます。二つ目は、関係者との情報共有です。経営者様、施設管理者様、設備業者様、改修工事の設計者様など、多くの方が関わる施設では、同じ資料をもとに話し合えることが大切です。三つ目は、透明性の高い現状把握です。第三者機関と連携した検査結果を記録として残しておくことで、施設の状態を客観的に説明しやすくなります。
検査の範囲は、施設の規模や気になっている症状によって変わります。においの指摘があった客室を中心に、比較のためににおいのしない客室も測定することで、違いが分かりやすくなります。大浴場の周辺や、配管が集中しているパイプスペース、天井点検口から確認できる天井裏など、湿気の発生源と考えられる場所もあわせて調べると、湿気の流れを推測しやすくなります。
報告書は、専門用語をできるだけ避け、写真と数値で状況が分かるように作成しています。改修計画や予算の検討の際にも、客観的な資料としてご活用いただけます。次の章では、営業を続けながら調査や施工を進める段取りについてご説明します。
第5章|営業と両立する調査・施工の段取り
お客様への影響を抑えながら、計画的に進めるための考え方
旅館やホテルの皆様にとって、最も気になるのは「営業を止めずに調査や施工ができるのか」という点ではないでしょうか。客室を長期間使えなくなれば、その分の売り上げに影響が出ます。私たちは、施設の営業スケジュールを伺ったうえで、お客様への影響をできるだけ抑えた段取りをご提案しています。
まず調査の段階では、稼働の少ない曜日や時間帯、チェックアウトからチェックインまでの時間を活用して作業を進めることができます。含水率検査やファイバースコープ調査は、大がかりな解体を伴わないため、一部屋あたりの作業時間を比較的短く抑えやすい方法です。大浴場や脱衣所など共用部分の調査は、営業時間外の清掃時間帯に合わせて行うこともご相談いただけます。
次に、調査結果をもとに対策の計画を立てます。問題のある場所が複数ある場合は、優先順位の高い場所から段階的に進めることで、一度に多くの客室を止めずに済むようにします。閑散期や定休日、改修工事のタイミングに合わせて計画することで、営業への影響をさらに抑えることができます。
✔ 稼働の少ない日や時間帯を活用して調査する
✔ 優先順位の高い場所から段階的に対策を進める
✔ 閑散期や改修工事のタイミングに合わせて計画する
✔ 施工後に状態を再確認し、記録を残す
施工の段階では、MIST工法®の「削らない・擦らない」という特徴が、営業中の施設でも役立ちます。建材を大きく削ったり、強くこすったりしないため、木部や壁材への負担を抑えながらカビに対処できます。和室の柱や天井板など、施設の雰囲気を形づくる素材を大切にしたい場合にも、ご相談いただきやすい方法です。作業中の音やにおい、作業動線についても、事前に施設の皆様と確認しながら進めます。
また、水の原因が配管や防水、換気設備にある場合は、その修理や改善が先になります。原因を止めずにカビだけに対処しても、再び同じ場所が湿ってしまう可能性があるためです。設備業者様や工務店様との工程の調整についても、ご相談に応じています。
施工後は、一定期間をおいて含水率やにおいの状態を再確認することをおすすめしています。季節が変わったタイミングで状態を確認することで、再発の兆しに早めに気づき、次の対策につなげることができます。定期的な点検を施設の保守計画の一部として組み込むことで、においの問題を未然に防ぐ体制づくりにもつながります。
お客様への配慮として、作業中の案内の方法についても事前にご相談させていただきます。作業スタッフの服装や動線、作業車の駐車場所など、施設の雰囲気を損なわないよう細かな点まで打ち合わせを行います。宿泊されているお客様の目に触れにくい時間帯や経路を選ぶことで、安心してお過ごしいただける環境を保ちながら作業を進めることができます。
調査から施工、その後の点検まで、施設の運営に寄り添いながら、無理のない計画を一緒に考えていきましょう。
第6章|よくある質問|温泉旅館・ホテルのカビ臭の疑問にお答えします
営業中でも調査できる?費用は?どこまで調べる?
温泉旅館・ホテルの経営者様、施設管理者様からよくいただく質問をまとめました。施設ごとに状況が異なりますので、判断に迷われる場合は個別にご相談ください。
Q1. 営業中でも調査はできますか?
A. はい、可能です。チェックアウトからチェックインまでの時間や、稼働の少ない日を活用して調査を進めることができます。含水率検査やファイバースコープ調査は大がかりな解体を伴わないため、お客様への影響を抑えやすい方法です。日程については、営業スケジュールを伺ったうえでご提案します。
Q2. 一部の客室だけ調査を依頼することはできますか?
A. はい、承ります。まずはにおいの指摘があった客室や、湿気が気になる場所から調査を始めることもできます。そのうえで、必要に応じて調査範囲を広げていくかどうかを一緒に検討します。
Q3. 温泉のにおいとカビ臭の区別はつきますか?
A. においだけで区別するのは難しい場合があります。そのため、真菌検査で空気中のカビの状態を確認したり、含水率検査で湿気のこもり方を調べたりして、客観的なデータをもとに判断していきます。
Q4. 消臭や芳香剤で対応していますが、それでは不十分ですか?
A. においを一時的に和らげる効果が期待できる場合もありますが、湿気の原因やカビが残っていれば、においが戻ることがあります。まずは原因を確認し、そのうえで必要な対策を選ぶことをおすすめしています。
Q5. 報告書は改修工事の計画に使えますか?
A. はい、ご活用いただけます。どの場所にどの程度の湿気やカビがあるのかが分かれば、改修の範囲や優先順位を検討する際の客観的な資料になります。設計者様や工務店様と共有していただくこともできます。
Q6. 宮城・山形・福島以外の温泉地でも相談できますか?
A. 東北各地の施設についてご相談を承っています。所在地や施設の規模をお知らせいただければ、対応の可否や日程についてご案内します。
Q7. 客室の布団や畳もにおいの原因になりますか?
A. 湿気を吸った布団や畳が、においの原因になっていることもあります。ただし、布団や畳だけを交換しても、押入れや床下に湿気の原因が残っていれば、新しいものにも同じ影響が出る可能性があります。まずは周囲の建材の状態を確認することをおすすめしています。
Q8. どのくらいの頻度で点検すればよいですか?
A. 施設の規模や過去の状況によって異なりますが、季節の変わり目、特に梅雨明けと冬の前後に状態を確認しておくと、湿気の変化をとらえやすくなります。過去に指摘があった客室は、重点的に確認していくとよいでしょう。
Q9. 調査だけの依頼でも大丈夫ですか?
A. もちろん大丈夫です。まずは現状を知りたいというご相談も多くいただいています。調査の結果をもとに、対策が必要かどうか、どの順番で進めるのがよいかを一緒に考えていきましょう。
まとめ|温泉施設のカビ臭対策は「発生源の特定」と「営業に合わせた段取り」をセットで考える
口コミに出る前に、施設の状態を数値で把握しましょう
温泉旅館やホテルにとって、客室のカビ臭は、お客様の満足度や口コミ評価、そして建物という資産の価値に関わる大切な課題です。大浴場や源泉の配管、客室の内風呂など、建物の中に湿気の発生源を多く抱える温泉施設では、湿気が客室や廊下、天井裏へと回り込み、においの原因になることがあります。
今回の内容を、チェックリストで振り返ります。
✔ 口コミやアンケートの「におい」の指摘は、状態を確かめるサインと考える
✔ 浴場・客室・廊下・天井裏など、湿気がこもりやすい場所を把握する
✔ においを感じる場所と原因の場所は、離れていることがある
✔ 含水率検査・真菌検査・ファイバースコープで発生源を客観的に特定する
✔ 営業スケジュールに合わせて、優先順位の高い場所から段階的に進める
特に大切なのは、感覚だけで判断せず、数値と映像で施設の状態を把握することです。においの発生源が分かれば、必要な範囲に絞った対策を選ぶことができ、営業への影響や費用を抑えながら、効果的に手を打つことができます。第三者機関と連携した検査の報告書は、施設の状態を客観的に記録し、改修計画や関係者との話し合いに役立つ資料になります。
東北の温泉地は、冬の厳しい冷え込みによる結露と、夏から秋にかけての湿気の両方に気を配る必要がある地域です。季節によって湿気の出方が変わるため、一年を通した視点で施設の状態を見守ることが大切です。においの兆しに気づいた段階で早めに状態を確認しておくことが、口コミ評価を守り、お客様に心地よく過ごしていただくための第一歩になります。
施設の歴史や建物の特徴、源泉の性質、お客様の層によって、湿気の問題の表れ方はさまざまです。だからこそ、推測で対策を進めるのではなく、まずは専門家と一緒に現状を数値で把握するところから始めていただきたいと考えています。原因が分かれば、施設の皆様が次に何をすべきかも、自然と見えてくるはずです。
大切なお客様をお迎えする客室を、いつも心地よい状態に保つために。私たちは、温泉施設ならではの事情を踏まえながら、調査から施工、その後の点検まで伴走させていただきます。
MIST工法®カビバスターズ仙台では、秋保・作並、蔵王、会津をはじめ、東北各地の温泉旅館様・ホテル様からのご相談を承っています。一部屋だけの調査から、施設全体の確認まで、営業スケジュールに合わせてご提案いたします。「まずは原因だけ知りたい」というご相談も歓迎です。
まずは無料点検・含水率の確認から!手に負えないカビトラブルはMIST工法®カビバスターズ仙台へご相談ください📞
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