美容室のカビ対策|シャンプー台まわりと内装の盲点を専門家が解説
2026/09/02
「シャンプー台の近くから、なんとなくカビ臭がする」「床や壁を掃除しても黒ずみが繰り返す」「バックルームに入ると空気が重く感じる」――美容室や理容室を経営されている方からすると、こうした変化は気になるものではないでしょうか。
美容室は、お客様の髪を美しく整える場所であると同時に、店舗そのものの清潔感がサービスの印象につながりやすい空間です。ところが店内ではシャンプーなどで日常的に水を使います。その一方で、木目調の内装、壁紙、間接照明、収納棚など、デザイン性を重視した内装も多く採用されています。
つまり美容室は、「水を使う場所」と「見せる内装」が同じ空間に存在する店舗です。
特に注意したいのが、普段は見えない場所です。シャンプー台の配管まわり、床材の下、壁の中などで水分が残っている場合、表面を掃除するだけでは原因を確認できません。例えるなら、床に落ちた水だけを拭きながら、水がどこから来たのかを確認していない状態です。大切なのは、カビだけを見るのではなく、「なぜその場所に水分が残るのか」まで調べることです。
MIST工法®カビバスターズ仙台では、目視だけで判断せず、建材にどの程度水分が含まれているかを見る含水率測定も行っています。また、必要に応じてファイバースコープを使用し、壁の中など目視しにくい場所の状態を確認します。さらに、空気環境や付着しているカビの状態を確認するため、落下菌検査・付着菌検査なども活用します。
真菌(カビ菌)の状態を詳しく確認する必要がある場合には、一般社団法人微生物対策協会との連携も考慮しながら、検査結果をもとに状況を整理していくことが重要です。
また、換気や空気の流れが疑われる店舗では、風量計などを用いて確認することも原因を考える手掛かりになります。カビが繰り返している場合は、「カビがあるから取る」だけではなく、湿気、水分、換気、配管、床下、壁内などを一つずつ確認していくことが大切です。
美容室の内装は、お客様にとって店舗の第一印象をつくる大切な要素です。だからこそ、見える場所だけをきれいにするのではなく、見えない場所まで含めて原因を確認することが、長期的な店舗管理につながります。
宮城・青森・岩手・秋田・山形・福島など東北地方で、美容室や理容室のカビ臭、黒ずみ、壁内や床下の湿気が気になる場合は、MIST工法®カビバスターズ仙台へご相談ください。手に負えないと感じる前に、まずは「どこに問題があるのか」を調べるところから始めることをおすすめします。🔍✨
この記事でお伝えしたいこと
美容室のカビ対策で重要なのは、見えているカビだけを追いかけないことです。
① シャンプー台まわりは床下・配管・壁内まで確認する
② おしゃれな内装ほど、湿気が残る場所がないか確認する
③ 繰り返す場合は、除去の前に水分とカビの状態を調べる
この3点を軸に考えると、店舗で起きているカビ問題を整理しやすくなります。
次章では、**「美容室のカビは『水を使う場所』と『見せる内装』が同居しているのが難しさ」**という視点から、シャンプー台の床下や壁内がなぜ盲点になりやすいのかを詳しく解説します。
目次
美容室のカビは「水を使う場所」と「見せる内装」が同居している
シャンプー台まわりは表面だけでなく、配管・床下・壁内まで確認することが大切です
美容室のカビ対策で最初に押さえたいのは、「水を使う場所」と「見せる内装」が同じ空間にあるという特徴です。
一般住宅であれば、水を多く使う場所は浴室や洗面所などに分かれています。ところが美容室では、シャンプー台の周辺にもデザイン性が求められます。
床材や壁紙、木目調の仕上げ、収納、間接照明などを組み合わせることで、居心地のよい空間がつくられています。
一方で、シャンプー台では営業中に何度も水やお湯を使用します。
そのため、見た目にはきれいでも、配管のまわりや床材の継ぎ目、壁との取り合い部分などに水分が残っていないか確認することが重要です。
特に盲点になりやすいのが、シャンプー台の下や床下、壁の中です。
表面にカビが見えていなくても、内部に湿気が残っている可能性があります。
たとえば、シャンプー台の近くからカビ臭のようなにおいを感じたとします。
この場合、すぐに「壁にカビがある」と決めつけることはできません。
配管から水分が漏れているのか、床材の下に湿気が残っているのか、壁内で結露などが起きているのかを順番に確認する必要があります。
これは、天井から水が落ちてきたときに、床だけを拭いて終わらせないことと同じです。
水が落ちている場所だけでなく、「どこから水が来たのか」を調べなければ、同じ状態を繰り返す可能性があります。
カビについても同様です。
黒ずみを拭いたり、表面だけをきれいにしたりしても、湿気や水分の原因が残っていれば、再びカビが発生する可能性があります。
シャンプー台まわりでは「見えない水分」を確認する
美容室のシャンプー台周辺を調べる際には、まず目視で状態を確認します。
ただし、目で見ただけでは建材内部の水分までは判断できません。
そこで手掛かりになるのが含水率測定です。
含水率とは、木材や壁などの建材にどの程度水分が含まれているかを見るための数値です。
MIST工法®カビバスターズ仙台では、室内の建材について含水率を確認し、周辺と比べて水分が多くなっている場所がないかを調べています。
たとえば、同じ壁でもシャンプー台に近い部分だけ含水率が高い場合は、なぜその部分に水分が集まっているのかをさらに確認する手掛かりになります。
壁の中はファイバースコープで確認することも
表面から原因が分からない場合には、壁の中など見えない場所の確認も重要です。
MIST工法®カビバスターズ仙台では、必要に応じてファイバースコープを用いて壁内の状態を確認しています。
ファイバースコープとは、細いカメラを使って、通常は目で見ることができない狭い場所を確認する機器です。
これにより、すぐに壁全体を壊すのではなく、内部に水分の跡や異常がないかを確認する材料を増やすことができます。
もちろん、ファイバースコープだけですべてが分かるわけではありません。
目視、含水率、におい、周辺環境などを組み合わせて判断することが大切です。
「カビがあるか」だけでなく「なぜ発生したか」を見る
美容室のカビ問題で重要なのは、カビを見つけることだけではありません。
なぜ、その場所にカビが発生しやすい環境ができたのかを整理することです。
シャンプー台付近であれば、配管、水分、床材、壁内、換気など、複数の要素が関係していることがあります。
また、カビの状態をより詳しく確認したい場合には、落下菌検査や付着菌検査などの真菌(カビ菌)検査も一つの方法です。
MIST工法®カビバスターズ仙台では、一般社団法人微生物対策協会との連携も考慮しながら、必要に応じて真菌検査を活用し、目に見える黒ずみだけでは判断しにくいカビの状態を確認します。
美容室でカビ臭や黒ずみが繰り返している場合は、表面だけを見るのではなく、シャンプー台の下、床下、壁内まで視野を広げることが重要です。
「どこにカビがあるか」ではなく、「なぜそこに湿気が集まっているのか」。
この視点を持つことが、美容室のカビ対策を考える最初の一歩になります。
美容室でカビが発生しやすい場所
シャンプー台だけでなく、床材の継ぎ目・収納棚・バックルーム・窓のない壁も確認しましょう
美容室のカビというと、まずシャンプー台まわりを思い浮かべる方が多いかもしれません。
しかし実際には、水を直接使わない場所でも、湿気や空気の滞留によってカビが発生しやすくなることがあります。
特に確認したいのは、次の5か所です。
① シャンプー台の配管まわり
給排水管の接続部や床との取り合い部分は、普段見えにくい場所です。
わずかな水分でも長期間残れば、周辺の建材が湿った状態になる可能性があります。
「シャンプー台の下から何となく臭う」という場合は、表面だけでなく、配管まわりや床下まで確認することが大切です。
水漏れなのか、湿気によるものなのか、カビが関係しているのかは、見た目だけでは判断できないことがあります。
そのため、含水率測定やファイバースコープなどを使いながら、原因を切り分けていきます。
② 床材の継ぎ目や端部
美容室では、床のデザイン性や掃除のしやすさも重要です。
ただし、床材の継ぎ目や壁との境目に水分が入り込むと、表面からは見えない部分に湿気が残る場合があります。
特にシャンプー台周辺や清掃時に水がかかりやすい場所では注意が必要です。
床の一部だけ変色している場合や、踏んだときに違和感がある場合は、内部の状態も確認した方が安心です。
③ タオルや機材の保管棚
美容室では、多くのタオルやクロス、備品を保管します。
洗濯後のタオルに水分が残っていたり、棚の奥まで空気が動かなかったりすると、湿気がこもりやすくなります。
また、棚を壁に密着させている場合は、棚の背面と壁の間に空気が流れにくくなります。
正面からはきれいに見えても、棚の裏側に黒ずみやカビ臭が発生していることがあります。
定期的に棚を動かせる場合は、背面まで確認することをおすすめします。
④ 換気の弱いバックルーム
スタッフ用のバックルームは、お客様の目に触れにくいため、確認が後回しになりやすい場所です。
一方で、濡れたタオル、洗濯物、清掃用品などが集まりやすく、湿気が発生しやすい環境でもあります。
さらに、換気扇が小さい、空気の入口が少ない、扉を閉めたままにしている、といった条件が重なると湿気が抜けにくくなります。
室内の空気が動いているかを確認するには、風量計などを使った調査も一つの方法です。
換気設備があるから安心と考えるのではなく、実際に空気が動いているかを見ることが重要です。
⑤ 窓のない店舗の壁や隅
テナント型の美容室では、窓が少ない、あるいは窓がない店舗もあります。
このような空間では、換気設備と空調によって室内環境を管理することになります。
家具や収納棚の裏、店舗の隅、外壁側の壁などは空気が動きにくく、湿気が残りやすい場合があります。
壁紙の浮き、黒ずみ、カビ臭がある場合は、表面だけでなく壁内も確認した方がよいケースがあります。
美容室のカビ対策では、「水を使っている場所だけを見る」のでは不十分なことがあります。
水分が発生する場所、空気が止まる場所、物が密集する場所。
この3つが重なる場所を重点的に確認すると、見落としを減らしやすくなります。
カビが繰り返している場合は、清掃を続けるだけでなく、建材の含水率や壁内の状態、空気の流れまで含めて原因を確認することが重要です。
次の章では、木目・クロス・間接照明など、おしゃれな内装とカビの関係について分かりやすく解説します。
おしゃれな内装ほど注意したいカビの盲点
木目・クロス・間接照明など、デザイン性の高い空間ほど「湿気が逃げるか」という視点も必要です
美容室では、内装そのものがブランドイメージの一部になります。
木目を生かした壁、デザインクロス、間接照明、造作棚などは、店内の雰囲気を大きく左右します。
一方で、見た目を重視した内装ほど、湿気がこもる場所や掃除しにくい隙間が生まれることがあります。
大切なのは、おしゃれな内装が悪いということではありません。
「デザイン」と「湿気の逃げ道」を一緒に考えることです。
木目調や木質系の内装は湿気が残る場所に注意
木目調の壁や造作棚は、美容室に温かみを与えてくれます。
ただし、シャンプー台の近くやバックルームなど、湿気が多い場所では注意が必要です。
特に、壁と棚の間に隙間がほとんどない場合は、空気が動きにくくなります。
正面から見ればきれいでも、棚の裏側では湿気が逃げにくくなっていることがあります。
また、木質系の建材に水分が含まれている場合、表面だけを見ても判断できません。
このような場合には、含水率測定が状態を確認する手掛かりになります。
含水率とは、建材の中にどの程度水分が含まれているかを見るための数値です。
周辺と比較しながら確認することで、水分が集中している場所を探す材料になります。
クロスの黒ずみや浮きは表面だけで判断しない
美容室の壁には、さまざまなデザインクロスが使われます。
クロスの一部に黒ずみや浮きが見られた場合、表面の汚れだけとは限りません。
壁の裏側に湿気が残っている可能性も考える必要があります。
たとえば、シャンプー台に近い壁や、外壁側の壁、収納棚で隠れている壁です。
見える部分だけを拭いても変化が繰り返される場合は、壁内の状態も確認した方がよいケースがあります。
MIST工法®カビバスターズ仙台では、必要に応じてファイバースコープを使い、壁の中を確認しています。
ファイバースコープとは、細いカメラを使って狭い場所の内部を見るための機器です。
目視、含水率、においなどと組み合わせて、原因を考えていきます。
間接照明の裏側や造作部分も見落としやすい
間接照明は、美容室らしい上質な雰囲気を演出できます。
一方で、照明の裏側や造作部分には、普段掃除しにくい隙間ができます。
ホコリがたまりやすく、さらに空気が動きにくい場合は、湿気も残りやすくなります。
また、天井付近や壁際は、お客様やスタッフから見えにくい場所です。
カビが発生していても、黒ずみやにおいが目立つまで気づかないことがあります。
定期的な清掃の際には、目線の高さだけではなく、照明の裏・棚の上・壁際・天井付近まで確認することが大切です。
「見せる場所」ほど「見えない場所」を確認する
美容室の内装は、きれいに見せることがとても重要です。
しかし、カビ対策という視点では、表側だけではなく裏側を見る必要があります。
たとえるなら、きれいなショーケースでも、裏側に湿気がたまっていれば長く良い状態を保つことは難しくなります。
店舗の内装も同じです。
見える部分のデザイン性と、見えない部分の湿気管理はセットで考えることが大切です。
特に、シャンプー台まわり、木目の造作、クロスの裏、間接照明、収納棚などは、湿気が逃げにくい場所がないか確認しましょう。
カビ臭や黒ずみを繰り返している場合は、表面だけを掃除するのではなく、含水率や壁内、空気の流れまで確認することが原因追究につながります。
次の章では、カビ臭や黒ずみが美容室のお客様体験や「清潔感」にどのような影響を与えるのかを、店舗運営の視点から解説します。
カビ臭や黒ずみは美容室の「清潔感」に直結する
技術や接客が良くても、においや内装の印象が店舗全体の評価を左右することがあります
美容室にとって、清潔感はとても重要な要素です。
お客様は施術の技術だけでなく、店内のにおい、床や壁の状態、タオル、シャンプー台まわりなども自然に見ています。
そのため、カビ臭や黒ずみがあると、店舗全体の印象に影響する可能性があります。
特に注意したいのが、お客様が入店した直後に感じる空気の印象です。
人は店内に長くいると、においに慣れてしまうことがあります。
一方で、初めて来店したお客様は、入った瞬間のにおいに気づきやすい傾向があります。
スタッフが普段気にならなくなっているカビ臭でも、お客様には強く感じられる場合があります。
シャンプー台は顔まわりに近いからこそ気づかれやすい
美容室の中でも、シャンプー台は特に注意したい場所です。
お客様はシャンプー中、床や壁に近い位置で長時間過ごします。
そのため、配管まわりや床下、壁際などからカビ臭が出ていると、気づかれる可能性があります。
また、シャンプー台の足元や壁に黒ずみがある場合も、清潔感という点ではマイナスの印象につながりかねません。
美容室では、髪や頭皮をきれいにする場所だからこそ、周辺環境にも高い清潔感が求められます。
「見える汚れ」だけでなく「におい」も重要
カビ問題で難しいのは、必ずしも目に見えるとは限らないことです。
壁や床に黒ずみがなくても、カビ臭だけが続くケースがあります。
この場合、壁内、床下、収納棚の裏側、バックルームなど、見えない場所に湿気が残っている可能性があります。
「掃除をしているのに、なぜかにおいが戻る」という場合は、清掃不足と決めつけず、原因を調べることが大切です。
含水率測定、ファイバースコープ、真菌検査などを組み合わせることで、見えない場所を確認する手掛かりになります。
清潔感を守るには「原因を残さない」視点が必要
美容室のカビ対策では、表面をきれいに見せることも大切です。
しかし、それだけでは十分とはいえません。
原因となる水分や湿気が残っていれば、時間がたってから同じ場所に変化が出る可能性があります。
たとえば、壁の黒ずみを拭き取っても、壁の中に水分が残っていれば、根本的な確認にはなっていません。
これは、香水でにおいを隠しても、においの原因そのものがなくなっていないのと同じです。
大切なのは、「見た目を整えること」と「原因を調べること」を分けて考えることです。
店舗の印象を守るためにも早めの確認を
美容室は、お客様に「また来たい」と思ってもらうことが重要な店舗です。
そのため、技術、接客、価格だけでなく、空間全体の印象も大切になります。
もし、
シャンプー台付近からカビ臭がする
壁や床の黒ずみが繰り返す
バックルームだけ空気が重く感じる
雨の日や湿度の高い日ににおいが強くなる
といった変化がある場合は、早めに状態を確認することをおすすめします。
MIST工法®カビバスターズ仙台では、含水率測定やファイバースコープによる壁内確認、必要に応じた真菌検査などを通じて、カビが発生している可能性のある場所と原因を整理していきます。
美容室の清潔感を守るためには、見える黒ずみだけでなく、「におい」「水分」「見えない場所」まで確認することが重要です。
次の章では、営業への影響をできるだけ抑えるために、定休日を活用したカビ調査の進め方と、施工前後の数値確認の考え方について解説します。
定休日を活用してカビ調査を進める
営業への影響を抑えながら、含水率・真菌検査・壁内確認で原因を整理します
美容室のカビ対策では、営業を止める時間をできるだけ短くしたいという悩みがあります。
予約が入っている店舗ほど、長期間の休業は避けたいところです。
そのため、カビの調査は定休日や営業時間外を活用して進める方法があります。
まず大切なのは、いきなり表面の処置を始めるのではなく、カビが発生した原因を確認することです。
シャンプー台まわりであれば、配管、水分、床下、壁内、換気などを順番に確認します。
定休日に確認したい主なポイント
調査では、目視だけでなく複数の方法を組み合わせます。
たとえば、建材の水分状態を確認する含水率測定があります。
含水率は、壁や床などの建材にどの程度水分が含まれているかを見るための数値です。
周囲より水分が高い部分があれば、漏水や湿気の影響を考える手掛かりになります。
また、壁の中が疑われる場合には、必要に応じてファイバースコープを使います。
ファイバースコープは、細いカメラで壁内などの見えにくい場所を確認する機器です。
さらに、カビの状態を確認するために、落下菌検査や付着菌検査などの真菌検査を行う方法もあります。
真菌検査とは、室内や建材表面に存在するカビ菌の状態を調べるための検査です。
MIST工法®カビバスターズ仙台では、一般社団法人微生物対策協会との連携も考慮しながら、必要に応じて検査を活用します。
換気が原因かどうかも確認する
美容室では、シャンプー台だけでなくバックルームや窓のない区画も注意が必要です。
換気設備が付いていても、実際に十分な空気が動いているとは限りません。
そのため、風量計を使って空気の流れを確認することもあります。
場合によっては、室内と周囲の圧力差を見る負圧の確認も、空気の流れを考える材料になります。
重要なのは、設備があるかどうかではなく、実際にどのような空気の流れになっているかを見ることです。
施工前後は「見た目」だけで判断しない
カビ対策では、施工前後の状態を見た目だけで比較すると、判断が曖昧になることがあります。
そのため、可能な範囲で含水率や真菌検査などの数値を残しておくことが重要です。
「黒ずみが見えなくなったから終わり」ではなく、原因となる水分や周辺環境に問題が残っていないかを確認します。
美容室は内装デザインが店舗の価値に直結するため、必要以上に建材を傷めないことも重要です。
MIST工法®は、削らない・擦らない・酸を使わないという特徴があり、内装材への負担を抑える考え方を重視しています。
ただし、どのような対応が適しているかは、建材やカビの状態によって異なります。
まずは現地調査で状況を確認し、原因と範囲を整理することが必要です。
再発を防ぐには原因改善まで考える
現代の建物は気密性が高く、湿気や空気の流れの問題が残っていると、同じ場所にカビが再発する可能性があります。
そのため、カビだけを取り除くのではなく、配管の水分、換気、壁内、床下など、発生原因まで改善できるかを考えることが重要です。
定休日を利用して調査を行えば、営業への影響を抑えながら原因を確認しやすくなります。
美容室のカビ問題は、見た目だけでは判断しにくいケースがあります。
だからこそ、含水率、真菌検査、壁内確認、空気の流れなどを組み合わせて確認し、店舗の状況に合った対策を検討することが大切です。
よくある質問
Q. シャンプー台の下から臭います。配管の水漏れとカビのどちらか分かりますか?
目視だけでは判断が難しい場合があります。含水率測定やファイバースコープ、必要に応じた真菌検査などを組み合わせることで、原因を切り分ける手掛かりを集められます。
Q. 内装をなるべく傷めずに対応できますか?
建材やカビの状態によって対応方法は異なります。MIST工法®は、削らない・擦らない・酸を使わないという考え方を特徴としています。まずは現地で素材と発生状況を確認します。
Q. 開店前の物件でもカビの事前チェックはできますか?
可能です。壁や床の状態、建材の含水率、必要に応じた壁内確認や真菌検査などから、気になる箇所を整理できます。居抜き物件や改装前の確認にも活用できます。
美容室・理容室のカビでお困りの方へ
MIST工法®カビバスターズ仙台では、宮城・青森・岩手・秋田・山形・福島を中心に、美容室や理容室など店舗・法人からのご相談にも対応しています。
カビ臭、黒ずみ、シャンプー台まわりの湿気、壁内や床下が気になる場合は、無料相談・現地調査について電話またはLINEからお問い合わせください。原因が分からない段階でも、まずは状況確認からご相談いただけます。
まとめ|美容室のカビ対策は「見えない場所」と「原因確認」が重要
シャンプー台・床下・壁内・換気まで確認し、清潔感を守る店舗管理につなげましょう
美容室のカビ対策で大切なのは、見えている黒ずみだけを処理して終わらせないことです。
美容室は、シャンプー台で日常的に水を使います。
その一方で、木目調の内装、クロス、造作棚、間接照明など、デザイン性の高い空間がつくられています。
つまり、湿気が発生しやすい場所と、見た目を大切にする内装が同居しています。
そのため、カビ対策では次の3点を意識することが重要です。
1つ目は、シャンプー台まわりの見えない場所を確認することです。
配管まわり、床材の継ぎ目、床下、壁内などは、普段の清掃では確認しにくい場所です。
シャンプー台の下からカビ臭がする場合も、カビだけが原因とは限りません。
配管からの水分、建材に残った湿気、壁内の状態などを一つずつ確認する必要があります。
2つ目は、内装の裏側や空気が動きにくい場所を見ることです。
収納棚の裏、バックルーム、間接照明の裏側、窓のない壁などは、湿気が残りやすい場合があります。
表面がきれいでも、見えない場所で水分が残っている可能性があります。
特に同じ場所で黒ずみやにおいを繰り返している場合は、清掃だけでなく原因調査を考えることが大切です。
3つ目は、カビの有無だけでなく「なぜ発生したのか」を調べることです。
MIST工法®カビバスターズ仙台では、建材の水分状態を確認する含水率測定を行っています。
必要に応じてファイバースコープを使い、壁の中など通常は見えない場所も確認します。
また、落下菌検査や付着菌検査などの真菌(カビ菌)検査を活用することで、目視だけでは分からない状態を整理する手掛かりになります。
より詳しい真菌検査が必要な場合には、一般社団法人微生物対策協会との連携も考慮します。
さらに、換気や空気の流れが疑われる場合には、風量計などを使った確認も原因追究の材料になります。
美容室のカビ問題は、たとえるなら天井から落ちてくる水を床だけ拭き続けるようなものです。
床をきれいにしても、水がどこから来ているのか確認しなければ、同じ状態が繰り返される可能性があります。
カビも同じで、表面だけではなく、水分・湿気・換気・配管・床下・壁内まで含めて考えることが重要です。
美容室にとって、店内の清潔感は大切な店舗価値の一つです。
お客様が最初に感じるにおい、シャンプー台まわりの状態、壁や床の見た目などは、店舗全体の印象にもつながります。
「掃除しているのにカビ臭が戻る」
「シャンプー台の下だけ湿っている」
「同じ壁に何度も黒ずみが出る」
このような状態が続いている場合は、見える部分だけで判断せず、一度原因を確認することをおすすめします。
MIST工法®カビバスターズ仙台は、宮城・青森・岩手・秋田・山形・福島の東北6県を中心に、美容室・理容室をはじめとした店舗や法人のカビ相談にも対応しています。
手に負えないカビトラブルや、原因が分からないカビ臭、床下・壁内の湿気が気になる場合は、まず現状を調べるところからご相談ください。
美容室のカビ対策は、「見えるカビを取ること」ではなく、「なぜそこにカビが発生したのかを知ること」から始まります。
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