保育園 カビ対策|子どもがいる空間で考えたい調査・施工の進め方
2026/08/26
「午睡用布団を収納している場所から、カビのようなにおいがする」
「北側の保育室の壁に黒い点が出てきた」
「保護者からカビについて指摘され、どう説明すればよいか分からない」
保育園や幼稚園でこのような問題が起きた場合、目に見えるカビだけを確認して終わらせないことが重要です。
特に、小さな子どもが長い時間を過ごす環境では、カビへの対応方法や作業の進め方にも十分な配慮が求められます。
大切なのは、「どれだけ強くカビを取るか」だけで考えず、「なぜここにカビが発生したのか」を調べることです。🔍
例えば、壁にカビが見つかったとします。
表面だけを見ると、その壁だけの問題に思えるかもしれません。しかし実際には、室内の湿気や結露、建材に含まれる水分、換気状況など、周辺環境も確認する必要があります。
カビバスターズ仙台では、室内の建材にどの程度水分が含まれているかを確認する含水率測定も行っています。
含水率とは、簡単にいえば「建材がどのくらい水分を含んでいるか」を確認するための数値です。
さらに、必要に応じてファイバースコープを使用し、通常は見えない壁の中の状態も確認します。また、風量計を使用した負圧の確認なども行い、カビが発生した背景を多角的に調べていきます。
カビそのものの状態を確認する方法としては、落下菌検査や付着菌検査などの真菌(カビ菌)検査があります。
一般社団法人微生物対策協会との連携も踏まえ、見た目だけでは判断しにくいカビ問題について、必要に応じて検査を活用することが重要です。
これは、園側が状況を把握するためだけではありません。
保護者からカビについて質問を受けた場合にも、
「どのような調査をしたのか」
「どのような結果だったのか」
「その後どのように対応するのか」
を整理して説明するための材料になります。
現代の建物におけるカビ対策は、雑草対策にも少し似ています。
目に見える部分だけを刈っても、育ちやすい環境が残っていれば、また同じ場所で問題が起こる可能性があります。カビも同様に、湿気や水分などの発生要因を調べ、原因改善まで考えることが再発予防につながります。
保育園・幼稚園でカビが見つかったときは、慌てて処置する前に、「発生範囲・水分・壁の中・真菌の状態・換気環境」まで調べるという考え方を持つことが大切です。
MIST工法®カビバスターズ仙台では、宮城・青森・岩手・秋田・山形・福島の東北6県を中心に、北海道の主要都市についてもカビトラブルのご相談を受け付けています。
園内で繰り返すカビや、原因が分からないカビ臭、壁の中が疑われるケースなど、職員の方だけでは判断が難しい場合は、専門調査を選択肢の一つとしてご検討ください。🏫
目次
園のカビ対策は「除去の強さ」より「子どもがいる前提の安全な段取り」で選ぶ
保育園・幼稚園では、カビを取ることだけでなく「いつ・どこで・どのように進めるか」まで考えることが大切です🏫
保育園や幼稚園でカビが見つかった場合、最初に考えたいのは「どの方法なら強くカビを除去できるか」だけではありません。
園児が日常的に過ごしている施設だからこそ、子どもがいることを前提にした調査と作業計画が重要です。
例えば、一般住宅であれば、作業する部屋を一時的に使わないようにすることも比較的容易です。
しかし保育園では、保育室、午睡室、廊下、トイレ、手洗い場などを毎日使用します。そのため、カビが発生している場所だけを見るのではなく、園全体の運営を考えながら進める必要があります。
特に重要なのは、次の3つです。
① カビがどこまで広がっているのかを調べること
壁の表面に見えているカビだけが、すべてとは限りません。
カビ臭が続いている場合や、同じ場所で何度も発生している場合には、周辺の建材や壁の内部まで確認した方がよいケースがあります。
MIST工法®カビバスターズ仙台では、必要に応じて建材の含水率測定を行います。
含水率とは、壁や床などの建材が、どの程度水分を含んでいるかを見るための数値です。
水分が多い場所が確認できれば、カビが発生した原因を考える手掛かりになります。
さらに、通常では見えない壁の中については、ファイバースコープを使用して状態を確認することもあります。室内の空気の流れについては、風量計などを使って負圧の状態を確認する場合もあります。
目に見えるカビだけを追いかけるのではなく、なぜその場所に湿気が集まったのかまで考えることが大切です。
② 作業する時間と場所を整理すること
保育施設では、園児がいる時間帯と作業時間を分けて考える必要があります。
休園日や登園前、降園後など、園児がいない時間帯を活用できるかを検討します。
また、園全体を一度に考えるのではなく、保育室、廊下、水まわりなど、場所ごとに区画を分けて計画することも重要です。
これは、引っ越しをしながら家全体を片付けるのではなく、一部屋ずつ順番に整理するような考え方です。
園の運営を止めずに進めるためには、現場の状況と園のスケジュールを照らし合わせる必要があります。
使用する薬剤などについて具体的な安全性を説明する場合は、確認済みの情報に基づいて案内することが必要です。
【差し込み:自社確認済みの薬剤情報】
③ 「取った後」ではなく「なぜ発生したか」を確認すること
保育園のカビ対策で特に避けたいのが、毎年同じ場所にカビが戻る状態です。
表面をきれいにしても、湿気が集まりやすい状態や水分の原因が残っていれば、再びカビが発生する可能性があります。
例えば、北側の部屋で毎年同じ壁にカビが出る場合、その壁だけを見るのではなく、結露、換気、室内外の温度差、建材に含まれる水分などを確認することが重要です。
カビの状態についてさらに詳しく確認したい場合には、真菌(カビ菌)検査も一つの方法です。
真菌検査とは、目視だけでは判断しにくいカビの状態を調べるための検査です。
落下菌検査や付着菌検査などを活用することで、施工前後の状態を数値として整理しやすくなります。
一般社団法人微生物対策協会との連携も踏まえ、園内のカビがどのような状態なのかを確認したい場合には、真菌検査を検討することも大切です。
保育園や幼稚園のカビ対策では、単に「カビを見つけたから取る」という考え方だけでは十分ではありません。
調査する、原因を考える、園児がいない時間帯を活用する、作業する場所を整理する。
このような段取りまで含めて考えることが、園の運営に配慮したカビ対策につながります。
カビバスターズ仙台では、東北6県を中心に、保育園・幼稚園をはじめとする施設からのカビ相談にも対応しています。
園内で繰り返すカビや、原因が分からないカビ臭がある場合は、すぐに表面だけを処置するのではなく、まず発生状況を調べるところから始めてみてください。
保育園・幼稚園でカビが発生しやすい5つの場所
午睡用布団の収納、水遊びまわり、加湿器を使う保育室など、湿気がたまりやすい場所は重点的な確認が必要です🔍
保育園や幼稚園では、家庭とは違った使い方をする場所が多くあります。
多くの園児が同じ空間で過ごし、手洗いや水遊び、午睡、加湿などを毎日のように繰り返します。
そのため、カビ対策では園内を一律に見るのではなく、湿気がたまりやすい場所を優先して確認することが重要です。
特に注意したいのは、次の5か所です。
① 午睡用布団の収納場所
午睡用布団は、毎日使うものだからこそ湿気が残りやすい場所です。
使用後の布団には、室内の湿気や寝ている間の水分が残っていることがあります。
その状態で布団を重ねたり、通気性の低い収納へすぐに入れたりすると、湿気が抜けにくくなります。
特に、押し入れの奥や壁際は空気が動きにくいため、においや黒ずみがないか定期的に確認したい場所です。
布団だけでなく、収納棚の背面や床面、壁との接触部分も見ておくと安心です。
② 水遊び・プールまわり
水遊びやプールを行う場所は、床や壁がぬれやすく、湿度も上がりやすくなります。
問題になりやすいのは、使用中よりも使用後に水分が残ることです。
床の隅やマットの下、収納された遊具の裏側などは、見た目以上に乾きにくいことがあります。
水遊びの後は、目に見える水を拭くだけでなく、周辺を十分に乾燥させることが重要です。
また、毎年同じ場所にカビが出る場合は、表面だけではなく、建材に水分が残っていないか確認する必要があります。
③ 加湿器を使う保育室
冬場の保育室では、加湿器を使用する園もあります。
ただし、加湿しすぎると窓や壁の表面で結露が起こりやすくなります。
特に、窓際、外壁側、家具の裏側などは、湿気がたまりやすい場所です。
加湿器の近くにだけカビが出る場合は、機器の置き場所や加湿量も見直す必要があります。
「乾燥が気になるから加湿する」という目的だけでなく、室内全体の湿度と結露の有無をセットで見ることが大切です。
④ 北側の部屋
北側の保育室や倉庫は、日射が入りにくく、壁の表面温度が下がりやすい傾向があります。
そのため、室内との温度差によって結露が起こる場合があります。
特に、棚やロッカーを壁に密着させていると、裏側の空気が動きにくくなります。
表からはきれいに見えても、家具の裏側や壁際にカビが発生していることがあります。
同じ場所で繰り返す場合は、含水率測定や壁内確認などを含めて原因を調べることが重要です。
⑤ トイレ・手洗い場
トイレや手洗い場は、園内でも水分が多く使われる場所です。
床、壁、洗面台の下、配管まわりなどは、日常清掃だけでは確認しにくい部分があります。
特に注意したいのは、表面の水だけではありません。
配管まわりからのわずかな水分や、壁際に湿気が残る状態が続くと、カビが発生しやすくなる場合があります。
においが取れない場合や、同じ場所に何度も黒ずみが出る場合は、見えている部分以外も確認した方がよいでしょう。
保育園のカビ対策は、園内すべてを同じように見るよりも、**「水を使う場所」「湿気がこもる場所」「空気が動きにくい場所」**を優先して点検する方が効率的です。
例えば園内を一つの大きな部屋として見るのではなく、湿気がたまりやすい場所を地図上の「要注意ポイント」として確認するイメージです。
カビバスターズ仙台では、見た目だけでは判断しにくい場合に、建材の含水率測定やファイバースコープによる壁内確認、必要に応じた真菌検査などを組み合わせて状態を確認します。
園内でカビが繰り返している場合は、発生している場所だけを見るのではなく、その周辺に湿気がたまる理由まで確認することが再発予防の第一歩です。
保護者への説明にも役立つ「施工前後の検査」という考え方
見た目だけで判断せず、検査結果や報告内容を整理しておくことで、園としての対応を説明しやすくなります📄
保育園や幼稚園でカビが見つかった場合、園内での対応だけでなく、保護者への説明も重要になります。
特に、壁や天井など目につきやすい場所にカビが出た場合は、「どのくらい広がっていたのか」「きちんと確認したのか」といった質問を受けることがあります。
このようなときに役立つのが、施工前後の状態を検査や数値で整理しておくことです。
見た目がきれいになったという説明だけでは、保護者にとって分かりにくい場合があります。
そこで、施工前にカビの状態を確認し、必要に応じて施工後にも同じ考え方で確認することで、対応内容を説明しやすくなります。
真菌検査は「見えない状態」を確認する手段の一つ
真菌検査とは、カビ菌の状態を確認するための検査です。
カビバスターズ仙台では、必要に応じて落下菌検査や付着菌検査などを行います。
落下菌検査は、室内の空気中に存在する真菌の状態を確認する方法です。
付着菌検査は、壁や天井など、対象部分に付着している真菌の状態を確認する方法です。
こうした検査は、「見た目だけでは判断しにくい」という場面で役立ちます。
一般社団法人微生物対策協会との連携も踏まえ、園内のカビについて客観的な情報を確認したい場合は、真菌検査を検討することが大切です。
含水率も原因を考える重要な情報です
カビが発生した場所では、表面だけでなく建材に含まれる水分も確認することがあります。
含水率とは、壁や床などの建材がどの程度水分を含んでいるかを見るための数値です。
例えば、同じ壁に何度もカビが出る場合、建材に水分が残りやすい状態が続いている可能性があります。
そのため、施工前に含水率を確認しておけば、カビが発生した原因を考える手掛かりになります。
必要に応じて、施工後の状態確認にも活用できます。
壁の中や空気の流れも確認する
表面だけでは原因が分からない場合、ファイバースコープを使って壁の中を確認することもあります。
また、風量計を使用し、負圧の状態を確認する場合もあります。
こうした調査を組み合わせることで、カビが発生した場所だけを見るのではなく、周辺環境まで含めて状況を整理しやすくなります。
カビ対策は、健康診断に少し似ています。
見た目だけで判断するのではなく、必要な検査を行い、その結果をもとに次の対応を考えることが大切です。
報告書は保護者説明の資料にもなる
保育園でカビへの対応を行った場合、施工前後の写真や検査結果、確認した内容をまとめておくと、園としての対応を説明しやすくなります。
重要なのは、必要以上に不安をあおることではありません。
「どの場所で問題が確認されたのか」
「どのような調査を行ったのか」
「どのような対応を進めたのか」
この3点を整理して伝えることが大切です。
小さな子どもがいる環境では特に配慮が求められます。
だからこそ、感覚的な説明だけではなく、確認した内容をできるだけ分かりやすく整理しておくことが、園と保護者双方の安心材料につながります。
園内でカビが見つかり、保護者への説明方法に迷っている場合は、除去だけを急ぐのではなく、施工前後の検査や記録まで含めて考えることが重要です。
【内部リンク:病院・介護施設のカビ対策の記事】
衛生管理が求められる施設では、目に見える部分だけでなく、調査・記録・説明まで含めた対応が重要になります。
休園日・時間外を活用したカビ対策の施工計画
子どもが登園しない時間を活用し、作業区画・動線・確認手順まで事前に整理することが大切です🕒
保育園や幼稚園でカビ対策を進める場合、施工方法だけでなく、「いつ作業するか」まで含めて計画することが重要です。
園では、平日の多くの時間帯に子どもたちが施設内で過ごしています。
そのため、一般住宅と同じ感覚で作業日を決めるのではなく、休園日や登園前、降園後などを活用しながら、園の運営にできるだけ支障が出ない形を考える必要があります。
子どもが登園しない時間帯を基本に考える
まず検討したいのが、子どもが施設内にいない時間帯です。
例えば、休園日や休日、早朝、降園後などが候補になります。
作業する場所が保育室や午睡室などの場合は、通常の園生活との重なりをできるだけ避けることが重要です。
特に、小さな子どもがいる環境では、作業そのものだけでなく、におい、作業音、資材の搬入、作業員の出入りなどにも配慮が求められます。
そのため、現地調査の段階で園側のスケジュールを確認し、どの時間帯であれば安全に進めやすいかを整理します。
作業区画を分けて考える
園全体にカビがあるように見えても、すべてを同時に作業するとは限りません。
保育室、廊下、トイレ、収納など、場所ごとに区画を分けて考えることが大切です。
例えば、1階の保育室を作業している間は、その区画への立ち入りを制限し、別の場所は通常どおり使用するという考え方です。
こうした区画分けを行うことで、施設全体を止めずに進められる場合があります。
また、作業員と園児の動線が重ならないようにすることも重要です。
搬入口、廊下、階段などを含め、誰がどこを通るのかを事前に決めておくと、現場での混乱を減らしやすくなります。
においや薬剤への配慮は事前説明が重要
カビ対策では、作業中や作業後のにおいについて質問を受けることがあります。
また、使用する薬剤について保護者や職員から確認を求められる場合もあります。
こうした内容は、園側が曖昧に説明するのではなく、確認済みの情報をもとに説明できる状態にしておくことが重要です。
【差し込み:自社確認済みの薬剤情報】
薬剤の安全性については、根拠のない「無害」「安全」といった断定は避ける必要があります。
園としては、使用する薬剤、作業時間、使用再開の条件などを事前に整理しておくことで、職員や保護者への説明もしやすくなります。
施工前後の確認まで計画に入れる
作業計画は、施工当日だけを考えればよいわけではありません。
施工前の状態確認と、施工後の確認まで含めて考えることが大切です。
例えば、施工前にはカビの発生範囲や建材の含水率、必要に応じて真菌の状態などを確認します。
施工後についても、現場の条件に応じて状態を確認し、園側へ説明できる資料として整理します。
これは、工事の「前・中・後」を一つの流れとして考えるイメージです。
施工だけを切り取るのではなく、調査、作業、確認までを一連の計画として組み立てることが重要です。
園の予定表に合わせて現実的な計画を立てる
保育園や幼稚園では、行事、給食、午睡、送迎など、毎日の予定が細かく決まっています。
そのため、理想的な施工計画だけを優先しても、実際の園運営に合わない場合があります。
大切なのは、園側と施工側が事前に情報を共有し、無理のない工程を組むことです。
カビバスターズ仙台では、現地調査の段階で施設の利用状況や作業可能な時間帯を確認しながら、施工計画を検討します。
子どもがいる施設だからこそ、**「早く終わらせること」より、「安全に進められる段取りをつくること」**を優先することが大切です。
【内部リンク:食品工場のカビ対策の記事】
食品工場など、衛生管理や作業区画が重要な施設でも、事前の動線整理や作業計画が重要になります。
職員が毎日続けやすい保育園のカビ予防
布団・換気・加湿の3つをルーティン化し、「湿気をためない運営」に変えていくことが再発予防の基本です🌿
保育園や幼稚園のカビ対策では、専門業者による調査や対応だけでなく、日常管理も重要です。
特に大切なのは、職員の負担を増やしすぎないことです。
毎日続けられない複雑なルールよりも、短時間で確認できる習慣を決めておく方が現実的です。
園内で取り入れやすいポイントは、大きく3つあります。
① 午睡用布団は「すぐ収納する」より湿気を逃がす
午睡後の布団には、寝ている間の水分や室内の湿気が残っていることがあります。
そのまま重ねて収納すると、布団同士の間に湿気が残りやすくなります。
可能であれば、収納前に少し空気に触れさせる時間をつくることが重要です。
また、布団だけでなく収納場所も確認してください。
押し入れや収納棚の奥は、空気が動きにくい場所です。
週に一度など頻度を決めて、収納内部のにおい、壁面の黒ずみ、床面の湿気を確認すると異変を見つけやすくなります。
布団管理では、「布団を見る」と「収納場所を見る」をセットにすることがポイントです。
② 換気は職員個人の判断ではなくルーティンにする
「気づいた人が窓を開ける」という方法では、忙しい時間帯ほど換気を忘れやすくなります。
そこで、園のスケジュールに換気を組み込む方法がおすすめです。
例えば、登園前、午睡後、活動の切り替え時、降園後など、換気を行うタイミングを決めておきます。
窓を開けるだけでなく、家具の裏や収納の扉を開けて、空気を動かすことも有効です。
特に、北側の部屋やロッカーの裏、午睡用布団の収納付近などは重点的に確認します。
毎日完璧に管理することより、「換気する時間を決める」ことの方が続けやすい対策になります。
③ 加湿は「多いほど良い」と考えない
冬場は乾燥が気になり、保育室で加湿器を使用することがあります。
ただし、加湿しすぎると窓や壁で結露が発生しやすくなります。
確認したいのは、加湿器の設定だけではありません。
窓に水滴がついていないか、外壁側の壁が湿っていないか、家具の裏に結露がないかも見てください。
加湿器を使った日に窓の結露が多くなる場合は、加湿量や設置場所を見直すきっかけになります。
加湿は、室内を快適にするためのものですが、湿気を過剰に増やすと別の問題につながることがあります。
「毎日3分の確認」を積み重ねる
園内のカビ予防は、大掛かりな点検を毎日行う必要はありません。
例えば、職員が室内を移動するときに、
「窓に結露がないか」
「カビ臭を感じないか」
「収納の奥が湿っていないか」
という3点を見るだけでも、早期発見につながります。
車の運転前にミラーやタイヤを確認するのと同じように、日常業務の中に短い確認を組み込むイメージです。
同じ場所に繰り返すカビは原因調査を検討する
日常管理を続けても、同じ壁や天井に何度もカビが出る場合があります。
その場合は、掃除方法の問題だけとは限りません。
建材内部に水分が残っている、壁の中で結露している、空気が流れにくいなど、別の原因が隠れている可能性があります。
カビバスターズ仙台では、必要に応じて含水率測定やファイバースコープによる壁内確認、真菌検査などを組み合わせて状態を確認します。
見た目だけでは原因が分からない場合は、無理に職員だけで対応を続けず、専門調査を検討することも重要です。
保育園・幼稚園のカビ予防で大切なのは、**「湿気をためない」「異変を早く見つける」「繰り返す場合は原因を調べる」**の3点です。
小さな確認を日常のルーティンに組み込むことが、園全体のカビ対策を続けやすくする第一歩です。
よくある質問|保育園・幼稚園のカビ対策Q&A
施工できる時間帯や部屋の使用再開、検査だけの相談など、園長・施設運営者から多い疑問を整理します💡
保育園や幼稚園のカビ対策では、一般住宅とは違う疑問が出てきます。
特に多いのが、**「子どもがいる状態で作業できるのか」「施工後はいつから使えるのか」「まず検査だけできるのか」**という3点です。
園の運営を止めにくいからこそ、施工方法だけでなく、調査やスケジュールまで含めて考えることが大切です。
ここでは、園長先生や施設運営者から想定される代表的な質問を分かりやすく整理します。
Q1. 子どもが登園する平日でも施工できますか?
作業場所や範囲、園児の動線、施設の利用状況によって異なります。
そのため、「平日ならできない」「必ずできる」と一律には判断できません。
基本的には、子どもが作業場所に立ち入らない時間帯や区画を確保できるかを確認します。
例えば、休園日や降園後などを活用できる場合もあります。
一方で、園内の一部だけが対象であれば、作業区画と通常使用する区画を分けられるか検討することもあります。
重要なのは、作業そのものだけを見るのではなく、
「園児はどこで過ごすのか」
「職員はどの動線を使うのか」
「資材や作業員はどこから出入りするのか」
まで整理することです。
小さな子どもがいる環境では特に配慮が求められます。
そのため、カビバスターズ仙台では、現地の状況を確認したうえで、園の運営に合わせた施工計画を検討します。
Q2. 施工後はどのくらいで部屋を使えますか?
施工後に部屋を使用できるまでの時間は、現場条件によって異なります。
対象となる建材、カビの発生範囲、作業内容、室内環境などによって条件が変わるためです。
そのため、具体的な確認をせずに「何時間後から使えます」と断定することは適切ではありません。
使用再開の目安については、現地調査や施工計画の段階で条件を確認したうえで説明することが重要です。
また、園側としては、施工時間だけでなく、施工後の確認時間まで含めて予定を組む必要があります。
例えば、翌朝から保育室を使用する予定であれば、その時間から逆算して施工日程を検討します。
使用する薬剤などについて具体的な説明が必要な場合は、確認済みの情報をもとに案内します。
【差し込み:自社確認済みの薬剤情報】
園児が利用する施設だからこそ、予定だけを優先せず、現場条件を確認してから使用再開を判断することが大切です。
Q3. カビ取りをせず、検査だけ依頼することはできますか?
「まずカビの状態を確認したい」という場合は、調査や検査から検討することが重要です。
特に、次のようなケースでは、すぐに表面だけを処置するより、先に原因を調べた方が状況を整理しやすくなります。
・カビ臭はするが発生場所が分からない
・同じ場所に何度もカビが出る
・壁の中にカビがあるか心配
・保護者から指摘を受け、状態を確認したい
・施工前後の状態を記録しておきたい
カビバスターズ仙台では、必要に応じて建材の含水率測定や真菌検査などを行い、カビの状態を確認します。
さらに、表面だけでは原因が分からない場合には、ファイバースコープを使って壁の中を確認することもあります。
室内の空気の流れについては、風量計などを使って負圧の状態を確認する場合もあります。
真菌(カビ菌)の状態について詳しく確認したい場合は、一般社団法人微生物対策協会との連携も踏まえ、検査を検討することが大切です。
園のカビ問題は「まず状況を知る」ところから
保育園や幼稚園でカビが見つかると、「早く取らなければ」と考えがちです。
もちろん、放置せず対応することは重要です。
しかし、原因を確認しないまま表面だけを処置すると、同じ場所で再びカビが発生する可能性があります。
特に、結露、水分、換気、壁内の状態などが関係している場合は、見えているカビだけでは判断できません。
カビ対策は、雨漏りを受け止めるバケツだけを交換するのではなく、「どこから水が入っているのかを探す」ことに近い考え方です。
目の前のカビへの対応と同時に、なぜ発生したのかを確認することが再発予防につながります。
園内で原因が分からないカビや、何度掃除しても戻るカビがある場合は、職員だけで判断を続けず、専門的な調査を選択肢に入れてください。
MIST工法®カビバスターズ仙台では、東北地方を中心に、保育園・幼稚園など施設・法人からのカビ相談にも対応しています。
まず状態を調べたい場合や、真菌検査、含水率測定、壁内の確認について知りたい場合も、現地の状況に合わせてご相談ください。🔍
まとめ|保育園のカビ対策は「原因確認」と「安全な段取り」が重要
見えているカビだけで判断せず、調査・記録・施工計画・日常管理まで一つの流れで考えることが大切です🌿
保育園や幼稚園のカビ対策で重要なのは、目に見えるカビを取り除くことだけではありません。
子どもが日常的に過ごす施設だからこそ、**「なぜ発生したのか」「どこまで広がっているのか」「いつ、どのように対応するのか」**まで整理する必要があります。
特に確認したいポイントは3つです。
1つ目は、カビが発生した原因を調べることです。
午睡用布団の収納、水遊びやプールまわり、加湿器を使う保育室、北側の部屋、トイレや手洗い場などは、湿気がたまりやすい場所です。
同じ場所にカビが繰り返し発生する場合は、表面だけではなく、建材に水分が残っていないか確認することも大切です。
MIST工法®カビバスターズ仙台では、必要に応じて建材の含水率測定を行います。
また、目視では確認しにくい壁の内部については、ファイバースコープを使って状態を確認することがあります。
空気の流れが関係していると考えられる場合には、風量計などを使って負圧の状態を確認する場合もあります。
2つ目は、見た目だけでなく、検査結果を残しておくことです。
園内でカビが確認された場合、保護者から状況について質問を受けることも考えられます。
その際に、施工前後の写真や真菌検査、含水率測定などの結果を整理しておけば、「どのように確認し、どのように対応したのか」を説明しやすくなります。
真菌検査とは、カビ菌の状態を確認するための検査です。
カビバスターズ仙台では、必要に応じて落下菌検査や付着菌検査などを活用します。
一般社団法人微生物対策協会との連携も踏まえ、目に見えるカビだけでは判断しにくい場合は、真菌検査を検討することが重要です。
3つ目は、子どもがいることを前提に施工計画を立てることです。
保育施設では、休園日、登園前、降園後などを活用し、子どもが作業区画に立ち入らないように計画することが大切です。
また、作業場所と通常使用する場所を分け、職員や園児の動線も整理します。
施工後に部屋を使用できるまでの時間についても、現場条件によって異なります。
一律に判断せず、現地調査の段階で条件を確認し、園のスケジュールに合わせて計画することが必要です。
そして、施工後は日常管理も欠かせません。
午睡用布団を湿ったまま収納しないこと。
換気のタイミングを職員間で決めておくこと。
加湿しすぎによる結露が起きていないか確認すること。
こうした小さな習慣を続けることで、園内の異変に早く気づきやすくなります。
カビ問題は、火災報知器のように「異変が出てから考える」のではなく、日頃から湿気のたまりやすい場所を知っておくことが重要です。
それでも同じ場所にカビが繰り返し発生する場合や、カビ臭はするのに場所が分からない場合は、職員だけで判断を続ける必要はありません。
カビの発生原因には、結露、建材内部の水分、壁内の状態、空気の流れなど、見ただけでは判断できない要因が関係していることがあります。
MIST工法®カビバスターズ仙台では、宮城・青森・岩手・秋田・山形・福島の東北6県を中心に、北海道の主要都市でもカビに関するご相談を受け付けています。
一般住宅だけでなく、店舗、旅館、食品工場、文化財など幅広い建物に対応しており、グループ全体で年間約3,000件の施工実績があります。
保育園・幼稚園で、繰り返すカビ、原因の分からないカビ臭、壁の中の状態などが気になる場合は、まず現状を確認するところから始めてください。
施設・法人からの無料相談、現地調査についても、電話またはLINEで受け付けています。
園内のカビ問題を「見つけた場所だけの問題」にせず、原因調査から再発予防まで一つの流れとして考えることが、長く安心して施設を使うための第一歩です。🏫✨
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