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医療・福祉施設の安全を脅かす「カビ」― 地下空間や天井裏に広がる見えない汚染

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見えないリスクが命を脅かす ― 医療・福祉施設に潜むカビ問題の真実と対策

見えないリスクが命を脅かす ― 医療・福祉施設に潜むカビ問題の真実と対策

2025/05/20

見えないリスクが命を脅かす ― 医療・福祉施設に潜むカビ問題の真実と対策

地下施設や高湿度環境に要注意!大学病院や介護施設で実際に起きたカビ事例と、再発を防ぐための具体的アプローチ

皆さまこんにちは。MIST工法Ⓡカビバスターズ仙台の稲垣です。
私たちはこれまで、一般住宅はもちろん、飲食店、教育施設、工場、そして今回テーマとする医療・福祉施設まで、さまざまな現場でカビの調査・除去・再発防止に取り組んできました。

最近、特にご相談が増えているのが、医療機関や介護施設など人命に関わる環境でのカビ問題です。病院では免疫力の低い患者さんが多く、介護施設では高齢者が長時間滞在します。こうした場所におけるカビの発生は、単なる「衛生問題」では済まされず、命の安全を脅かすリスクとなるのです。

たとえば、関東のある大学病院では、地下の検体処置室でカビが検出されました。換気が不十分な密閉空間では、湿気がこもりやすく、知らず知らずのうちにカビが繁殖してしまいます。また、沖縄の介護施設では、エアコンによる結露が天井裏に発生し、気づかないうちにカビが広がっていたケースもあります。

こうした事例に共通するのは、「目に見えない場所で、静かにカビが進行していた」という点です。清掃だけでは表面的な汚れは取れても、壁内や天井裏の深部汚染には対応できません。だからこそ、施設管理者の方々には、定期的な専門調査と、再発防止を見据えた対策が求められます。

私たちカビバスターズ仙台では、環境に配慮した薬剤を使用しながら、施設の機能を止めずに対応できる非破壊型の除カビ施工もご提案しています。医療・福祉施設に求められる“安心・安全・継続可能”なカビ対策こそが、MIST工法Ⓡの真価です。

本記事では、実際の事例とともに、カビ問題の背景、専門業者の対応内容、そして再発防止の鍵について解説してまいります。施設の安全管理にお悩みの方は、ぜひ最後までご覧ください。

目次

    はじめに|カビが医療・福祉施設にもたらす深刻なリスクとは?

    患者や高齢者の命を守る施設管理の第一歩 ─ 「見えない汚染」への気づきと備え

    医療機関や福祉施設は、誰もが安心して過ごせる“命を守る空間”でなければなりません。しかしその前提を脅かす存在として、いま静かに深刻化しているのが「カビ」です。

    カビというと、「見た目が不快」「においが気になる」といった生活レベルの不快感を思い浮かべがちですが、医療・福祉の現場ではまったく別の意味を持ちます。それは、**免疫力の弱い人々の健康を直接脅かす「見えない脅威」**であるということです。

    特に病院に入院している患者や、高齢者施設に入居している方々は、呼吸器系や免疫系の疾患を抱えているケースも多く、一般的な健康な成人よりもはるかにカビの影響を受けやすいとされています。カビの胞子や代謝物質(マイコトキシン)が空気中に浮遊し、それを吸い込んでしまうことで、アレルギー症状の悪化、喘息発作、肺炎などを引き起こす可能性があります。

    しかも、これらのカビは壁や天井、空調内部など目に見えない場所で静かに繁殖していきます。表面的にはキレイに見える部屋でも、壁内の結露やエアコンの熱交換器周辺にカビが発生していれば、それはすでに“汚染された空間”になっている可能性があるのです。

    実際に、関東地方の大学病院では、地下の検体処置室にてカビの発生が報告されました。密閉された地下空間では換気が不十分になりやすく、わずかな湿気でもカビの温床となってしまいます。医療器具や試料を扱う空間でのカビの発生は、患者の健康のみならず、検査精度や医療安全にも悪影響を及ぼす可能性があります。

    また、沖縄県内の介護施設では、長時間稼働していたエアコンによる温度差が原因で天井裏に結露が発生し、カビが広がっていました。気づかれないまま時間が経過し、空調を通してカビの胞子が居室全体に拡散していた可能性も否定できません。ここでも表面的な清掃では不十分であり、建物内部の湿気や構造に目を向けた根本的な対策が必要です。

    このように、医療・福祉施設におけるカビの問題は、単なる衛生管理の一環ではなく、施設利用者の命に関わる“危機管理”の一部として捉えるべきです。
    特に、以下のような条件がそろうと、カビのリスクは飛躍的に高まります。

    地下や密閉空間など、換気が不十分な場所がある

    年中エアコンを稼働している(結露が発生しやすい)

    水回りや浴室に隣接した部屋がある

    建物の築年数が経過し、防湿・断熱機能が低下している

    本ブログでは、こうしたリスクを踏まえた実際の事例紹介とともに、MIST工法Ⓡによる非破壊型の除カビ・防カビ対策や、施設運営における再発防止のためのポイントも詳しく解説してまいります。

    “安心できる空間づくり”は、「見えない危険」にどれだけ目を向けられるかが鍵です。今こそ、カビ問題への意識を高め、命を守る施設づくりを一緒に考えていきましょう。

    事例①:地下空間に潜むカビ汚染 ― 大学病院の検体処置室で何が起きたのか?

    密閉された地下施設に潜む「構造内カビ」の恐怖 ─ 清潔が前提の空間で見逃されていた重大リスク

    私たちが除カビ・防カビの現場に携わる中で、近年特に深刻さを増しているのが「地下空間でのカビ発生」です。そのなかでも、今回取り上げるのは、関東地方のある大学病院において実際に報告された事例です。

    問題の場所は「地下にある検体処置室」。この部屋では、患者の検体(血液、細胞、組織など)を扱う非常にデリケートで清潔性が求められる空間であり、本来であればカビなどの微生物が存在してはならない領域です。しかし、ある時スタッフから「カビ臭がする」「機器に黒い汚れが付着している」といった報告が上がり、施設管理者が詳細な点検を実施したところ、天井裏や壁面内部からカビが発生していたことが判明しました。

    このカビ発生の主な原因は、換気不良です。地下空間は地上階と比べて空気の流れが悪く、湿気がこもりやすい構造となっています。加えて、検体処置室では温度や湿度が管理されているものの、日々の機器使用や人の出入りによって微細な湿気が蓄積し、それが逃げ場を失うことで壁内や天井内部の「目に見えない部分」でカビが繁殖していったと考えられます。

    現地では、すぐに専門業者による調査が行われ、内視鏡カメラなどを用いて構造内部の確認を実施。その結果、表面のクロスやパネルの裏側、さらには配管周辺にもカビのコロニー(群生地)が広がっていたことが明らかになりました。

    このような「深部カビ」は、市販の薬剤や清掃だけでは到底除去できません。むしろ中途半端な清掃によって胞子が空中に舞い、感染リスクを高める可能性もあります。そこで採用されたのが、解体を伴わない非破壊型施工である「MIST工法Ⓡ」です。

    MIST工法Ⓡでは、既存の点検口や開口部から施工機器を挿入し、専用の薬剤を対象箇所へ適切に処理していきます。使用する薬剤は、病院や介護施設でも安心して用いることができる低刺激・高安全性のものを選定しており、施工中に患者さんの健康を害する心配もありません。

    また、ただ除去するだけではなく、再発防止のための防カビコート処理や湿度調整機器の導入提案も行いました。実際、施工後の環境測定では空気中のカビ胞子量が大幅に減少し、「においがしなくなった」「空気が軽く感じる」といったスタッフからの声も多数寄せられています。

    この事例から学べる最も重要なポイントは、「清潔なはずの空間ほど、見えない場所でのカビに注意が必要である」という事実です。医療施設のように“きれいに見えて当たり前”の空間でも、換気不良・湿度滞留といった条件が重なると、目に見えない深部で静かにカビが広がっている可能性があるのです。

    日常の点検では気づけないリスクこそ、定期的な専門調査と適切な対策が不可欠です。私たちMIST工法Ⓡカビバスターズ仙台では、見えない場所へのアプローチを強みとし、医療機関における「空気の安全」を守るサポートを行っています。

    次回は、天井結露によってカビが発生した介護施設での事例をご紹介します。引き続き、施設の安心・安全のために、見逃されがちなカビリスクとその対策に目を向けていきましょう。

    事例②:天井裏に広がったカビ ― 介護施設における結露型カビの実態

    見落とされがちな“天井裏の結露”が高齢者の健康を脅かす ─ 空調設備と湿度管理の落とし穴

    今回ご紹介するのは、南の温暖な地域にある介護施設で発生した「天井裏のカビ問題」です。
    この事例は、カビがどれほど静かに、しかし確実に施設全体へ影響を与えるかを示す典型例でした。

    現場となったのは、比較的新しい介護施設の個室フロアです。利用者の方が「部屋に独特のにおいがする」とスタッフへ訴えたことをきっかけに調査が行われ、天井裏の広範囲にわたってカビが繁殖していたことが発覚しました。

    原因は、空調設備による結露の発生です。この施設では冷房と除湿を組み合わせた空調運転を長時間行っており、室内は一見快適に保たれていました。しかし、冷房運転による天井裏と室内の温度差が大きく、断熱材の不十分な箇所で結露が発生していたのです。

    結露は、目に見えない天井内部に少しずつ水分を蓄積させます。そしてその水分が木材や断熱材に吸収され、カビの繁殖に最適な環境を作り出してしまうのです。日中は乾燥しても、夜間の気温差で再び結露が起きる――この繰り返しによって、カビは広がっていきました。

    調査では、エアコンの吹き出し口周辺や点検口付近から、カビ胞子が室内にも流入している可能性が指摘されました。高齢者の方々は、免疫力や呼吸器機能が低下していることが多く、カビによる健康被害(アレルギー性鼻炎、気管支炎、肺真菌症など)のリスクは一般よりもはるかに高くなります。

    今回の除カビ作業では、天井裏に直接アクセスして構造内部のカビを根本から処理する必要がありましたが、利用者が日常的に過ごす施設で大掛かりな解体作業は行えません。そこで私たちが提案したのが、MIST工法Ⓡによる非破壊型の除カビ施工です。

    この工法では、点検口や開口部から専用の機器を差し入れ、高拡散性の薬剤を内部に処理することで、天井裏全体に薬剤が行き渡るようにします。また、防カビ剤のコーティングを併用することで、今後同じ環境が再発してもカビの定着を防ぐ効果を発揮します。

    作業完了後は、空間の浮遊菌数測定と室内の空気品質検査を実施。施設側からは「空気が爽やかになった」「カビ臭が完全に消えた」とのご評価をいただきました。さらに、施工後には湿度計と換気装置の見直しも提案し、施設全体の湿度環境の最適化をサポートしました。

    この事例が教えてくれるのは、カビは“見える場所”だけを対処しても意味がないということです。むしろ、壁の内側や天井裏、配管まわりといった“普段見ない・触れない場所”でこそ、カビはひそかに広がっています。

    特に介護施設のように、長時間居住する高齢者が多い場所では、空気の質がそのまま健康リスクに直結します。

    施設運営者の皆さまには、ぜひ一度、自施設の換気状態や空調設備の配置、天井裏の断熱施工状態などを見直していただきたいと思います。

    私たちMIST工法Ⓡカビバスターズ仙台は、こうした“構造の中”に潜むリスクと向き合い、施設の安全性を根本から支える除カビ・防カビサービスを提供しています。
    見逃されがちな天井裏の結露――それは、未来の健康リスクに直結する“見えない汚染”かもしれません。

    カビ対策の基本|なぜ“表面清掃”だけでは不十分なのか?

    再発するカビの正体は“奥に潜む深部汚染” ─ 構造内部まで目を向けた本質的な対策とは

     

    「カビが出てきたから、消毒用アルコールで拭きました」「漂白剤でキレイに掃除したからもう安心」──そう思われる方は多いかもしれません。しかし、私たちが現場で繰り返し目にしているのは、**“表面清掃では対応しきれなかったカビの再発”**です。

    医療・福祉施設のように、衛生管理が行き届いているはずの空間でも、なぜか定期的に同じ場所からカビが発生してしまう──その原因の多くは、**建物内部に潜む「深部汚染」**にあります。

    カビは「表面に生えるもの」と考えがちですが、実際にはその胞子や菌糸は目に見えないレベルで、素材の内部や壁の裏側、断熱材の中などにまで入り込み、条件が整えば何度でも発生します。これが「再発カビ」の正体です。

    たとえば、クロスに黒いカビが見えたとき、その背後の石膏ボードや断熱材にもカビが広がっているケースは少なくありません。表面だけを拭いても、内部で生き続けているカビは、やがてまた表に出てきます。
    この「構造の中にあるカビ」は、拭き掃除や消毒では決して除去できません。

    さらに、カビの胞子は非常に軽く、空気の流れに乗って室内全体に広がります。清掃中に刺激を与えてしまうことで、かえって空中に舞い上がり、別の場所へ定着してしまうことすらあります。

    現場によっては、エアコンの吹き出し口にカビが発生したことで、建物全体の空調を通してカビの胞子が各部屋へ拡散していたという事例もありました。このような状況では、一部の清掃だけでは完全な解決に至らないのは明らかです。

    ここで必要となるのが、「構造内」までを視野に入れた除カビと防カビの施工です。私たちMIST工法Ⓡカビバスターズ仙台が行う施工では、まず特殊な調査機器で建物内部のカビ状況を可視化します。そして、必要に応じてに深部まで届く処理薬剤を浸透させることで、内部に根を張ったカビ菌をしっかり処理します。

    また、処理後には再発防止のための防カビコーティングや、施設に合わせた湿度管理・換気改善のご提案もセットで行います。除去して終わりではなく、「発生させない環境づくり」までをサポートするのが、私たちの仕事です。

    医療・福祉施設では、衛生基準を満たすことはもちろん、そこに暮らす人・働く人たちが「安心して呼吸できる空気環境」を維持することが重要です。そのためにも、カビの再発を繰り返さないための本質的な対策を選ぶ必要があります。

    “見える汚れ”を取るのではなく、“見えないリスク”を根本から除去する――。
    それが、MIST工法Ⓡの基本的な考え方であり、私たちが目指す“本当のカビ対策”です。

    ストテキスト

    専門業者の対応|除去だけで終わらせない“防カビ”の重要性

    “取る”から“防ぐ”へ ─ 再発しない環境をつくるために必要なプロの視点と技術

    カビ問題への対応というと、「まずはきれいに除去すること」が頭に浮かぶかもしれません。確かに、カビが目に見えている状況であれば、その汚染を物理的・化学的に取り除くことは必要です。ですが、“除去しただけで終わる”のでは意味がない──私たちMIST工法Ⓡカビバスターズ仙台が、現場で何度も痛感していることです。

    なぜなら、カビの再発は**“環境が変わっていない限り、ほぼ確実に起こる”**からです。
    いくら表面を丁寧に処理しても、建物の断熱不良や換気不良、結露の発生といった“根本の原因”を放置したままでは、同じ場所に数ヶ月後またカビが現れます。
    これが、私たちが「除去よりも防カビが重要」と考える理由です。

    実際に、医療施設や介護施設では、毎年同じ季節にカビが再発するというケースが多く見受けられます。特に湿度が上がる梅雨時や、冷房による温度差で結露が起きやすくなる夏場は要注意です。
    つまり、「除カビ作業」は単なるスタート地点に過ぎないのです。

    私たちが施工で重視しているのは、「施工後の環境がどう変わったか」「再びカビが発生しないようにするには何が必要か」を施設ごとに見極め、“除去から防止”へと視点を切り替えることです。

    その一つが、「防カビ処理」です。
    MIST工法Ⓡでは、薬剤によってカビを除去したあとに、同一箇所に専用の防カビコーティングを施します。
    この防カビ剤は、木材、石膏ボード、コンクリートなどさまざまな素材に対応しており、施工対象面に均一に浸透し、カビ菌が定着しにくい“バリア”を形成します。無色であり、医療現場でも安全性が確保された成分を使用していますので、安心して施工できます。

    さらに重要なのが、施設ごとの「再発リスク評価」です。
    例えば、以下のようなポイントを確認し、対策を提案します:

    空調設備の運用状況(温度差や風の流れ)

    結露が発生しやすい箇所の断熱処理の有無

    換気設備の有効性と運転スケジュール

    湿度計の設置とモニタリングの有無

    点検口・機器まわりの清掃のしやすさと頻度

    こうした“ハードと運用”の両面に着目して、施設の中長期的な衛生維持に必要な措置をご提案するのも、専門業者ならではの役割です。

    加えて、カビは一度発生すると周囲の資材を劣化させることも多く、カビの出現が「修繕コスト」や「施設の信頼性低下」へとつながる危険性もあります。再発を防ぐことは、結果的に経済的損失を減らす最善策でもあるのです。

    清掃業者による表面的な除去では限界があります。だからこそ私たちは、「施設を根本から守る」ことに責任を持ち、“一時しのぎ”ではない“環境の再設計”を含めた対応を行います。

    再発しない空間こそが、真に安心・安全な施設運営の基盤です。
    「除去」だけで終わらせず、「防ぐ」ための一歩を、今このタイミングで踏み出してみませんか?

    カビを防ぐ施設運営の工夫とは?|湿度管理と換気の見直しポイント

    “清掃”だけでは守れない環境がある ─ 空気と湿度のコントロールがカビ再発防止の鍵

    カビ対策というと、どうしても「掃除」や「薬剤散布」といった“その場の対応”に意識が向きがちですが、実際にカビの再発を防ぐためには、**施設全体の環境管理=「運用の見直し」**が欠かせません。

    私たちMIST工法Ⓡカビバスターズ仙台がこれまで多くの医療・福祉施設を対応してきた中で、共通して見えてくるのは、「カビが出やすい施設には、出やすい“運用習慣”がある」という事実です。
    それを象徴するのが、湿度管理の不徹底と換気の弱さです。

    湿度管理の落とし穴

    カビの繁殖条件として最も基本的かつ重要なのが「湿度」です。
    室内の相対湿度が60%以上になると、カビ菌は非常に活発に繁殖を始めます。特に医療施設や介護施設では、快適性の観点から室温を一定に保とうとしますが、その裏で湿度が知らぬ間に高まっているケースが非常に多いのです。

    また、施設内で次のような状況がある場合は要注意です:

    空調が冷房主体で結露が発生しやすい

    加湿器を常時使用しているが、除湿設備がない

    建物の断熱性が低く、壁内や天井裏で温度差が大きい

    湿度計がそもそも設置されていない、または稼働していない

    カビを防ぐためには、湿度を50〜60%以内に保つことが基本です。これは清掃のような“作業”ではなく、日々の施設運用そのものに関わる管理です。私たちは、除カビ施工後の現場に湿度計を設置することを推奨し、湿度の「見える化」によって、日常の意識向上を図っています。

    換気設備の運用チェック

    もうひとつ重要なのが「換気」です。
    施設内でカビが発生するエリアは、たいてい風の流れが悪く、空気がこもる場所です。とくに次のような空間はリスクが高くなります:

    地下や半地下の診察室・倉庫

    天井裏や床下の狭小スペース

    トイレ、浴室、更衣室などの水回り

    居室と外気との間に仕切りが多い部屋

    これらの空間では、24時間換気設備が導入されていても、実際に十分な換気がされていないことが多いのです。
    たとえば「換気扇のフィルターにホコリが溜まり風量が落ちていた」「換気設定が低風量のまま」「窓開けによる自然換気に依存していた」など、見落とされやすいポイントが潜んでいます。

    カビの胞子は空気中を漂うため、空気の動きが鈍い空間は、胞子が滞留・定着しやすい環境となります。だからこそ、換気の見直しは「カビの温床を作らない第一歩」なのです。

    専門業者ができること

    私たちは、除カビ後に防カビ施工を行うだけでなく、施設の構造や使用状況に応じて次のような改善提案も行っています:

    湿度管理のための測定器・除湿機の導入

    風の流れを可視化するスモークテスト

    換気ダクトや設備の清掃と風量確認

    点検口の設置・拡張による点検性の向上

    定期的な空間浮遊菌のモニタリング

    こうした“施工後のサポート”によって、初めて長期的に再発を防げる環境が整うのです。

    医療や福祉の現場は、利用者の命と健康を預かる特別な空間です。だからこそ、「カビが出てから対応する」のではなく、「出さないための備え」が求められます。

    湿度と空気の流れ──この2つを制することが、カビ再発ゼロへの近道です。
    私たちは、現場の状況にあわせた最適な対策をご提案し、皆さまの施設が“安心できる空間”であり続けるよう、全力でサポートいたします。

    まとめ|命を守る施設づくりは「見えない危機」との向き合いから

    表面に現れたカビは“氷山の一角”──再発を防ぐには、構造と環境の根本から見直す視点が必要

    医療・福祉施設において、カビは単なる「見た目の問題」「不快なにおい」では済まされません。それは、免疫力の弱い人々──つまり、患者や高齢者の命を脅かすリスクの源となり得る、見えない脅威です。

    今回ご紹介した事例では、地下にある大学病院の検体処置室で発生したカビや、介護施設の天井裏に広がった結露型のカビなど、どれも「目に見えにくい場所」で静かに進行していたものでした。これらの共通点は、建物の構造的な弱点と運用上の管理不備が重なった結果として、カビが発生しやすい環境が出来上がっていたという点です。

    そして、もう一つの共通点──それは、「日常の清掃だけでは決して解決できなかった」という事実です。
    いくらアルコールで拭いても、塩素系漂白剤を使っても、壁の裏、天井の中、空調の奥深くに入り込んだカビは取り除けないのです。むしろ、見えるカビだけを対処して「これで安心」と思い込むことが、さらなる再発や感染拡大を招くことにもなりかねません。

    だからこそ私たちは、単なる“清掃”ではなく、“構造と環境の診断”から始めることを重視しています。
    MIST工法Ⓡでは、非破壊型の処理技術を活かし、施設を止めることなく、日常業務を継続しながら安全な施工を可能にします。そして、除去のみに終わらず、防カビコートによる再発防止、湿度・換気管理のアドバイス、空気中のカビ菌数の測定による安全性の可視化など、幅広い面から施設運営を支えるサポートを提供しています。

    また、重要なのは「専門業者に任せきりにしない」という意識です。
    施設の管理者やスタッフ一人ひとりが、「なぜカビが発生するのか」「どこにリスクがあるのか」を正しく理解し、日常的にチェックし、早期に対応する体制をつくることが、再発を防ぐ最大の鍵になります。

    医療・福祉の現場は、「見た目がきれい」であることよりも、「空気が安全」であることが求められる現場です。
    利用者の健康と命を守るという社会的責任を担う施設だからこそ、“見えないリスク”を見落とさない目と行動が必要です。

    カビ対策は、“起こってからの対応”ではなく、“起こらないための準備”へ。
    その第一歩として、今いる空間の「空気」と「構造」に、一度真剣に目を向けてみてください。

    私たちMIST工法Ⓡカビバスターズ仙台は、そうした施設の“安心”と“信頼”を守るため、現場の声に耳を傾け、状況に応じた最適な対応を心がけています。
    「この環境で本当に大丈夫か?」そう思われたときが、改善のチャンスです。
    ぜひ一度、ご相談ください。

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