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【第5章】学校がとるべきカビ対策|“見えないリスク”への二段階の備えとは?

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【学校施設の管理者必見】夏のカビ繁殖を防ぐ!日常と管理レベルでの“本格カビ対策”とは?

【学校施設の管理者必見】夏のカビ繁殖を防ぐ!日常と管理レベルでの“本格カビ対策”とは?

2025/06/05

【学校施設の管理者必見】夏のカビ繁殖を防ぐ!日常と管理レベルでの“本格カビ対策”とは?

「日々の対策」と「構造的な対応」で未来を守る。教育現場をカビから守るために今できること

こんにちは。MIST工法Ⓡカビバスターズ仙台の稲垣です。
夏休みは学校にとって“静かな時間”ですが、実はこの期間に進行する見えないリスクがあります。それが「カビ」の問題です。高温多湿な日本の夏は、カビの繁殖にとって最適な環境。人の出入りが少なくなる夏休み中は、換気が滞り、湿気がこもることで、教室・廊下・倉庫・理科室などさまざまな場所でカビが静かに広がっていきます。

私たちはこれまで多くの教育施設で、夏明けにカビが大量発生していたという事例に何度も直面してきました。教職員や児童生徒の健康を守るためには、**“事前の予防”と“構造的な対策”**の両方が欠かせません。そこで今回は、学校がとるべき日常的なカビ対策、そして管理者が行うべき根本的な対応について詳しくご紹介します。

今すぐ実行できる小さな行動から、建物全体の見直しに至るまで、カビと向き合うための実践的なポイントをぜひご覧ください。

目次

    はじめに|なぜ“夏休み中”がカビ発生の盲点なのか?

    “静けさ”が生む落とし穴――人気(ひとけ)のない教室に忍び寄るカビの影

    学校におけるカビ問題は、梅雨や湿気の多い時期に注目されがちですが、実は**最も注意すべきタイミングは「夏休み中」**です。この期間、子どもたちの姿が消え、普段にぎやかな教室や廊下が静まり返ります。その「静けさ」こそが、カビの温床となるリスクを高める要因になっているのです。

    まず注目すべきは、空気の流れの停滞です。人の出入りがあると、ドアの開閉や移動によって自然な換気が生まれますが、夏休み中はそれがありません。特に鉄筋コンクリート造の学校施設では、室内の湿気がこもりやすく、温度も高まりやすいため、カビの繁殖にとってはまさに理想的な環境が整ってしまいます。

    次に問題となるのが、空調設備の使用停止です。節電や無人化の観点から、夏休み期間中はエアコン・除湿機などの電源が切られていることが多く、室内の湿度が70%を超えるケースも珍しくありません。気温が25~30℃、湿度が70%以上の環境では、カビは24~48時間ほどで目に見えるレベルまで増殖します。

    また、清掃や点検の頻度が下がることも見逃せません。通常の授業がある期間中は定期的に清掃・消毒が行われていますが、夏休み中は管理スタッフの勤務日も限られており、ほとんどの教室や設備が「放置状態」となります。特に理科室、図書室、音楽室、倉庫、調理室など、湿気や汚れが溜まりやすい特殊教室では、夏明けにカビ被害が一気に広がっていたという報告も多く見られます。

    さらには、カーテンを閉め切った教室や収納棚の奥、床下など、暗く湿気がこもる場所が温床になります。特に床や収納下部のように空気が通りにくい場所では、わずかな水分が残っているだけで数週間のうちにカビが繁殖してしまいます。そしてその胞子は、休み明けにエアコンを稼働させた瞬間に空気中へと広がり、子どもたちの呼吸器やアレルギーに影響を及ぼす可能性があります。

    つまり、**夏休みは“誰もいない安心期間”ではなく、むしろ“誰も見ていない危険期間”**と捉えるべきなのです。
    放置された教室、止まった空調、閉ざされた窓とドア。それはカビにとって格好の“繁殖機会”を意味します。

    本記事では、そうしたリスクを未然に防ぐために、教職員が行える日常的な対策と、施設管理者が講じるべき構造的・設備的な対応について、段階的にご紹介していきます。
    未来を担う子どもたちが安心して新学期を迎えられるよう、今からできる備えを一緒に考えていきましょう。

    日常的な対策|教職員ができる「こまめなケア」

    “気づいたときにすぐ動く”が最大の防御。カビを寄せつけない学校環境づくりの基本

    ● 換気と除湿の習慣化

    カビの発生を防ぐうえで最も基本的かつ効果的な対策が、「換気」と「除湿」の習慣化です。特に日本の夏は高温多湿が続くため、室内の湿度は意識しなければすぐに70%を超え、カビの繁殖環境が整ってしまいます。

    教室や職員室など日常的に使われる空間はもちろんのこと、使用頻度が低い部屋であっても毎日一度は窓を開けて空気の入れ替えを行うことが推奨されます。特に朝と夕方など、気温が下がっている時間帯の換気は効果的です。

    また、近年は換気と除湿の両方を兼ね備えた換気扇・空調設備も多く導入されています。夏場でも湿度が高い日には、除湿モードでのエアコン運転を意識し、部屋に湿気をため込まない工夫が必要です。

    さらに、温湿度計を各教室に設置することで、教職員が**“数字で見る湿度管理”**を実践できるようになります。「なんとなく蒸し暑い」といった感覚に頼るのではなく、湿度60%以下を維持することを目標とした日常管理が、カビの予防につながります。

    空気の流れと湿度を意識すること。それだけで教室の空気環境は大きく改善され、子どもたちの健康リスクを低減できます。カビ対策の第一歩は、“こまめな換気と除湿”からです。

    ● エアコン・除湿機の清掃チェック

    夏場に活躍するエアコンや除湿機は、温度・湿度をコントロールする心強い味方ですが、同時に「カビの温床」となりやすい設備でもあります。特に清掃やフィルター管理が不十分なまま使用を続けると、内部にたまったホコリと湿気がカビの繁殖を促し、胞子を室内にまき散らすリスクがあります。

    エアコンは運転中に内部で結露が発生しやすく、放置すると熱交換器や吹出口にカビが付着します。この状態で使用を続ければ、教室中にカビの胞子を拡散する危険性が高まります。そのため、夏休み前後や学期の切れ目には、フィルター・ドレンパン・吹出口の清掃を徹底することが必要です。

    また、除湿機についても同様で、水タンクの汚れや内部フィルターの詰まりがカビの原因となります。定期的な清掃スケジュールを作成し、各教室で担当を決めて確認することで、メンテナンスの抜け漏れを防ぐことができます。

    さらに、異臭や黒い斑点が見える場合は早めに専門業者に相談することも重要です。表面的な拭き掃除では対応しきれない内部のカビ汚染は、早期対応が被害の拡大を防ぎます。

    「機械がきれい=空気がきれい」という認識を持ち、清掃も空気管理の一部として日常業務に取り入れる意識が、学校全体の健康環境維持に繋がります。

    ● 床や収納棚の“湿気がこもる場所”の徹底掃除

    カビの発生源として見落とされがちなのが、教室や廊下にある床面や収納棚の内部・背面です。これらの場所は空気が滞留しやすく、特に夏場は湿気がこもりやすいため、気づかないうちにカビが広がっていることがあります。

    教室の掃除は表面をざっと拭くだけになりがちですが、収納の奥や、棚と壁の隙間、ロッカーの裏側などの死角にこそ注意を払いましょう。特に木製の棚や合板で作られた造作家具は、湿気を吸い込みやすく、カビの温床になりやすい素材です。

    また、フロアマットやカーペットなど敷物類の裏面も危険地帯です。夏場は結露や汗で湿りがちになるため、定期的にめくって乾燥させる・掃除機で吸い取るなどの対応が求められます。

    掃除の際には、除菌効果のある洗剤や消毒用アルコールを活用するのも効果的です。特に棚の角や床との接地部分など、湿気が抜けにくい場所にはこまめな拭き取りと乾燥を徹底してください。

    清掃担当だけに任せず、教職員全員で「湿気のたまりやすい場所」を共有し、点検リストを活用することで、目に見えないリスクの早期発見と対応が可能になります。カビを防ぐ掃除とは、単に「見た目をきれいにする」ことではなく、「リスクを断つ行為」です。日々の清掃を“予防行動”として見直すことが求められています。

    管理者向けの対応|“構造的リスク”に備える体制整備

    「目に見えない場所」こそ最重要管理エリア。設備・点検・報告体制の再構築を

    ● 天井裏・壁内など見えない箇所の点検の重要性

    学校施設におけるカビ問題は、見える範囲だけにとどまりません。特にリスクが高いのが、天井裏・壁内・床下などの「目に見えない構造内部」です。これらの場所は湿気が滞留しやすく、空気の流れもなく、かつ建材や断熱材など湿気を含みやすい素材が多用されているため、カビが発生・拡大しやすい環境です。

    たとえば天井裏にあるダクトの結露、外気との温度差による壁内の湿気、配管周辺の漏水など、目視確認できない部分に起因するカビ被害は非常に多く、発見が遅れれば内部まで浸食が進行し、天井材や内壁を取り替えるような大掛かりな修繕が必要になるケースもあります。

    このような被害を未然に防ぐためには、年に一度の定期点検や梅雨・夏前の巡回点検が不可欠です。設備業者や専門のカビ調査員による構造部の確認、または内視鏡カメラや湿度センサーを活用した非破壊検査の導入も効果的です。

    「見えない場所だから後回し」ではなく、「見えないからこそ最優先で点検する」という意識の転換が求められています。

    ● 空調・換気設備の更新と適正運用の見直し

    施設内の温湿度環境を維持する上で、空調と換気設備の適正な運用は欠かせません。古いエアコンや排気ファンは内部にカビが蓄積しやすく、フィルターの劣化や清掃不足により室内空気の質を大きく損ねてしまいます。

    また、適切に設計されていない換気ルートや吸排気のバランスが崩れている場合、室内に湿気がこもる原因となります。特に多目的室、給食室、理科室などでは、強い排気が必要とされる一方で、吸気量が不足していたり、外気導入の位置が適切でなかったりするケースが多く見受けられます。

    そのため、設備の経年劣化を踏まえた見直しや、適切な換気システムへの更新が重要になります。また、機器の運用状況を記録する「運転ログ」の導入や、外部業者による空調バランスの再評価も、根本的な改善につながります。

    省エネと快適性だけでなく、「空気の安全性」という視点で設備を管理する体制を整えることが、結果的にカビの抑制や児童・生徒の健康リスクの軽減に結びつきます。

    ● カビ発生時の専門業者連携と報告体制の構築

    万が一、施設内でカビの発生が確認された場合、迅速かつ適切な初動対応が重要になります。その際、学校内で対処しようとせず、必ず専門業者との連携体制を整えておくことが被害拡大を防ぐカギです。

    まずは、発見時のフローを明確に定めておきましょう。教職員がカビを見つけた際は、写真撮影・位置の記録・発生日時の記録を行い、施設管理担当者へ速やかに報告する体制を整備します。管理者側では、それに基づいて対応の緊急度を判断し、必要に応じて専門業者に除去依頼を行います。

    このとき注意すべきなのは、市販の薬剤や拭き取り作業ではカビの根本除去ができない場合が多いという点です。むしろ中途半端な処理は胞子の飛散を招き、被害範囲を拡大させてしまうこともあります。

    したがって、初動で「どこまでなら学校側で対応可能か」「どのタイミングで専門業者を入れるか」という判断基準を事前に定めておくことが重要です。さらに、過去の発生事例や対応履歴を記録として残すことで、類似の事例が再発した場合にも迅速な対応が可能になります。

    保護者からの問い合わせや保健所への報告が必要になる場面もあるため、情報の共有と報告体制の整備も欠かせません。目の前の清掃だけでなく、「カビ発生の全体像を把握し、組織として対応する」体制が、管理者に求められています。

    カビ発生後の対処|再発防止につなげる“正しい除去”とは?

    その場しのぎでは終わらない。カビ問題を“繰り返さない”ためのプロフェッショナルな対策

    ● 表面だけでなく構造内部への対応がカギ

    学校施設においてカビが発生した際、見える範囲を清掃・除菌することで一時的に「解決した」と判断されがちですが、実はこの対応こそが再発のリスクを高める要因になります。なぜなら、カビは壁や天井の表面だけでなく、構造材の奥深くに根を伸ばしていることが多いためです。

    特に石膏ボードや合板などの素材は、吸湿性が高く、内部にカビが入り込んでしまうと、表面をいくら清掃しても根絶することができません。また、エアコンの熱交換器内部、壁紙の裏、断熱材などもカビが潜む“見えない危険地帯”となります。

    このような構造内部に残ったカビは、時間が経つと再び表面に現れ、しかも以前より広範囲に広がってしまうことも少なくありません。これは、初動での“表面的な除去”にとどまっていたことが原因です。

    本当に重要なのは、「見えるカビを取ること」ではなく、「なぜそこでカビが発生したのか」という根本原因を探り、構造にまで踏み込んだ対策を講じることです。湿度、換気、素材、空調の状態など、複合的な要素が重なった結果としてカビは発生しています。

    再発を防ぐためには、カビの除去と並行して、「発生環境そのものの改善」が不可欠です。これこそが“正しいカビ除去”の基本姿勢であり、学校全体の衛生管理レベルを高めるために欠かせない考え方です。

    ● MIST工法Ⓡによる根本除去と定期管理の提案

    一般的な清掃や市販の除菌剤では、目に見えるカビを取り除くことはできても、構造内部や空気中に浮遊する胞子まで確実に除去することはできません。こうした“見えないカビ”に対応するために、私たちが提案しているのが**MIST工法Ⓡ**です。

    MIST工法Ⓡは、専用の薬剤と技術を用いて、表面の処理にとどまらず、建材の奥深くに浸透したカビにも対応できる施工方法です。現場ごとにカビの種類や発生環境を調査し、構造に応じた方法で薬剤を適用し、安全かつ徹底的にカビを除去します。

    また、単発の除去作業ではなく、季節の変わり目や梅雨前後など、定期的な点検と必要に応じた施工を組み合わせることで、「生やさない・再発させない」環境づくりを実現します。

    さらに、MIST工法Ⓡでは施工後に空気環境の状態や湿度の管理方法についてのアドバイスも行い、再発防止を“仕組み”で支える管理提案をセットで提供しています。これにより、教職員や施設管理者の負担を軽減しつつ、高い衛生レベルを維持することが可能になります。

    「目の前のカビを消す」だけでなく、「その空間の未来を守る」ための技術として、MIST工法Ⓡは多くの教育現場で導入されています。再発をくり返す前に、根本からの解決を図る一歩として、プロによる対応をご検討ください。

    まとめ|安心して子どもたちを迎えるために、学校全体でできること

    “教育の場”を守るのは、日々の積み重ねと構造への配慮――学校ぐるみで取り組む空気の安全管理

    カビは目に見えない場所で静かに広がり、ある日突然、私たちの目の前にその姿を現します。特に教育現場においては、児童・生徒の健康と学びの場に直接的な影響を与えるため、「見えないから後回し」とすることはできません。カビの発生を未然に防ぐには、日常のちょっとした意識と、建物全体への構造的な理解が必要です。

    まず、教職員による「日常的な対策」は、最前線の予防策です。こまめな換気や除湿、エアコンや除湿機のフィルター清掃、収納棚や床などの湿気がたまりやすい場所の定期的な掃除と点検。これらは決して難しい作業ではなく、意識さえあれば今日から始められる行動ばかりです。大切なのは、「日常の掃除=健康リスクを防ぐ管理行為」という認識を全職員で共有することです。

    一方で、カビは見える場所だけで発生するものではありません。天井裏や壁の内部、床下、配管まわりなど、構造の奥深くで静かに繁殖を続けるケースも多くあります。これらの“構造的なリスク”に対応するためには、学校管理者や施設担当者による専門的な対応が不可欠です。

    定期点検、空調設備の見直し、専門業者との連携体制の構築――これらは、目に見えないリスクに立ち向かうための「学校全体としての責任ある管理行動」です。また、カビが発生した際に慌てず、的確に対処するための報告体制や、記録・履歴管理の整備も、将来的な再発防止に大きく貢献します。

    さらに、万が一カビが発生した場合には、表面清掃にとどまらず、構造内部まで視野に入れた根本的な除去と環境改善が求められます。私たちMIST工法Ⓡでは、目に見えないカビを含めて徹底的に除去し、空気環境を根本から整える提案を行ってきました。単なる施工にとどまらず、再発防止のための点検・アドバイス・管理支援もあわせてご提供しています。

    子どもたちにとって、学校は学びの場であり、安心して過ごせる空間であるべきです。その環境を守るのは、教職員や管理者、そして清掃・メンテナンスを担うすべての関係者の協力と連携によって成り立ちます。

    “日常”と“構造”――この二つの視点を持ち、今からできる一歩を積み重ねていくことが、将来の安心と健やかな学びを支える礎となります。未来を担う子どもたちのために、今こそ学校全体での本格的なカビ対策を始めましょう。

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