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宮城県登米市における木造住宅床下カビ増加の原因と対策

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宮城県登米市で急増する木造住宅の床下カビ問題|見えない湿気リスクと根本対策を徹底解説

宮城県登米市で急増する木造住宅の床下カビ問題|見えない湿気リスクと根本対策を徹底解説

2026/04/11

宮城県登米市で急増する木造住宅の床下カビ問題|見えない湿気リスクと根本対策を徹底解説

雪解け水と湿気が引き起こす床下環境の悪化と、再発を防ぐための専門対策

MIST工法Ⓡカビバスターズ仙台の稲垣です。

近年、宮城県登米市において「床下からカビの臭いがする」「畳が湿っぽい」「床がふわつく」といったご相談が急増しています。特に木造住宅においては、床下環境の悪化が目に見えないまま進行し、気づいた時には広範囲にカビが繁殖しているケースも少なくありません。

登米市は内陸部特有の寒暖差が大きく、冬季の冷え込みと春先の雪解け水の影響を強く受ける地域です。この気候条件が床下に湿気を溜め込みやすい環境を作り出し、結果としてカビの発生・繁殖を加速させています。また、近年の住宅は高気密・高断熱化が進んでいる一方で、床下の換気や湿気排出が不十分なケースも多く、知らないうちにカビの温床となっていることもあります。

さらに、床下は普段目にすることがないため、問題が発覚する頃には木材の腐食や断熱材の劣化、さらには室内空気環境への悪影響といった深刻な状況に進行していることもあります。特に小さなお子様や高齢者がいるご家庭では、健康被害のリスクも無視できません。

多くの方が「とりあえず乾燥させればいい」「市販のカビ取り剤で対応できるのでは」と考えがちですが、床下のカビは表面だけの問題ではなく、構造・環境・水分の流れといった複合的な要因が絡んでいます。そのため、表面的な処理だけでは再発を繰り返す可能性が非常に高いのが実情です。

私たちはこれまで、東北エリア特有の気候や住宅構造に合わせたカビ対策を数多く行ってきました。その経験から言えるのは、「原因を正確に把握し、適切な処置を行うこと」が最も重要であるということです。

このブログでは、宮城県登米市でなぜ床下カビが増えているのか、その具体的な原因を分かりやすく解説するとともに、再発を防ぐために必要な対策について、現場視点で詳しくお伝えしていきます。

 

目次

    1.宮城県登米市で床下カビが急増している背景

    内陸特有の気候変動が引き起こす“見えない湿気の蓄積”と床下環境の悪化

    宮城県登米市で近年、木造住宅の床下カビが急増している背景には、地域特有の気候条件が大きく関係しています。特に注目すべきは、内陸部ならではの寒暖差の大きさと、冬から春にかけての雪解け水の影響です。一見すると「湿気が少なそう」と思われがちな内陸地域ですが、実際にはこの寒暖差こそが床下に湿気を溜め込む大きな要因となっています。

    冬季の登米市は気温が氷点下まで下がる日も多く、地面や基礎部分は強く冷やされます。この状態で春先を迎えると、気温の上昇とともに雪解け水が発生し、地面の含水量が一気に高まります。問題はここからです。冷え切った床下空間に対して、外気は徐々に暖かく湿気を含んだ状態に変化していきます。この「冷たい床下」と「暖かく湿った外気」の温度差によって、床下内部で結露が発生しやすくなるのです。

    さらに、雪解け水は地表だけでなく、基礎周りや床下土壌にも浸透していきます。特に排水環境が不十分な住宅や、敷地の地盤が水を溜めやすい場合には、床下の湿度は長期間にわたって高い状態が続きます。このような環境はカビにとって非常に好条件であり、気づかないうちに木材や断熱材にカビが広がっていきます。

    また、登米市のような地域では、昼夜の温度差も大きな問題です。日中は暖かくても夜間は急激に冷え込むため、床下内部での温度変化が激しくなり、これが繰り返されることで結露の発生頻度が増加します。結露は一度発生すると木材に水分が染み込みやすく、乾きにくい床下では慢性的な湿潤状態を作り出してしまいます。

    加えて、近年の住宅は高気密・高断熱化が進んでいる一方で、床下の通気設計が不十分なケースも少なくありません。本来であれば床下は外気を取り込み、湿気を排出することでバランスを保つ必要がありますが、気密性が高まることで空気の流れが滞り、湿気が逃げにくい構造になっている場合があります。その結果、床下に湿気が滞留しやすくなり、カビの発生リスクがさらに高まるのです。

    もう一つ見逃せないのが、生活環境から発生する湿気の影響です。室内で発生した水蒸気は、床や壁を通じて床下へと移動することがあります。特に冬場は暖房の影響で室内外の温度差が大きくなり、湿気の移動が活発になります。この湿気が床下で冷やされることで結露となり、カビの発生につながるケースも多く見られます。

    このように、登米市における床下カビの増加は、単なる湿気の問題ではなく、「気候」「地盤」「住宅構造」「生活環境」といった複数の要因が複雑に絡み合って発生しています。特に雪解け時期から梅雨前にかけては、湿気が一気に高まるため、カビの発生リスクが最も高まるタイミングと言えるでしょう。

    見た目には異常がなくても、床下ではすでにカビが広がっているケースも珍しくありません。だからこそ、早い段階での気づきと対策が非常に重要になります。

     

    2.木造住宅の床下でカビが発生しやすい構造的な理由

    「見えない構造」が湿気を溜め込む―通気・断熱・地面環境が重なる床下リスク

    木造住宅の床下は、カビが発生しやすい条件が揃いやすい構造になっています。その大きな理由は、「通気」「断熱」「地面からの湿気」という3つの要素が密接に関係し合い、湿気が滞留しやすい環境を作り出してしまうためです。

    まず重要なのが「通気」です。本来、床下空間は外気を取り入れて空気を循環させることで、湿気を外へ逃がす仕組みになっています。基礎に設けられた通気口や基礎パッキンによって、床下に風が通る設計がされていますが、実際の現場ではこの通気が十分に機能していないケースが多く見られます。例えば、建物周囲に物が置かれて通気口が塞がれていたり、風の通り道が設計的に偏っていたりすると、床下の一部に空気が滞留し、「湿気が抜けないエリア」が生まれてしまいます。この滞留した湿気こそが、カビの発生源となります。

    次に「断熱」の問題です。近年の住宅は断熱性能が向上しており、床下にも断熱材が施工されていることが一般的です。しかし、この断熱材がカビの温床になるケースも少なくありません。断熱材は湿気を含みやすく、一度湿ると乾きにくい性質があります。さらに、断熱材の施工不良や隙間がある場合、外気との温度差によって結露が発生しやすくなります。特に冬場は、室内の暖かい空気と床下の冷たい空気との温度差により、床下の木材や断熱材表面に水分が付着し、それが繰り返されることでカビが繁殖しやすい状態になります。

    そして最も根本的な要因となるのが「地面からの湿気」です。多くの木造住宅の床下は土壌の上に構築されており、地面から常に水分が蒸発しています。この地面からの湿気は、目には見えませんが確実に床下空間へと供給され続けています。本来であれば、防湿シートやコンクリートによってこの湿気を遮断する必要がありますが、施工が不十分であったり、経年劣化によって機能が低下しているケースも多くあります。また、地盤の性質によっては水分を溜め込みやすく、雨や雪解け水の影響を受けて長期間湿気を放出し続けることもあります。

    この「通気不足」「断熱による温度差」「地面からの湿気」が同時に存在すると、床下は常に高湿度の状態となり、カビが非常に発生しやすい環境になります。さらに厄介なのは、これらの要因が単独ではなく複合的に絡み合う点です。例えば、地面からの湿気が多い状態で通気が悪ければ湿気は滞留し、そこに断熱材の結露が加わることで、一気にカビが広がる環境が完成してしまいます。

    また、床下は日光が当たらず、風も弱く、温度変化も緩やかなため、一度湿気が溜まると乾燥しにくいという特徴があります。この「乾かない環境」が、カビの繁殖を長期化させる大きな要因となっています。表面上は問題がなくても、床下内部ではすでにカビが広範囲に広がっているというケースも珍しくありません。

    このように、木造住宅の床下は構造的に見てもカビが発生しやすい条件が揃っています。重要なのは、単に換気を良くする、乾燥させるといった対処だけではなく、「なぜ湿気が溜まっているのか」を構造的に把握することです。原因を理解せずに対処を行っても、一時的に改善するだけで、再び同じ問題が繰り返される可能性が高くなります。

    床下のカビ対策は、表面ではなく構造から見直すことが重要です。ここを見誤ると、見えない場所で静かに劣化が進行していくことになります。

    3.見落とされがちな床下の危険ポイント

    点検しなければ気づけない“湿気の溜まり場”―構造の隙間に潜むカビ発生ポイント

    床下のカビ問題において特に厄介なのが、「見落とされがちな危険ポイント」が数多く存在することです。床下は普段目にすることがないため、問題が表面化したときにはすでに広範囲にカビが進行しているケースも少なくありません。ここでは、特に注意すべき「基礎」「束周り」「断熱材」「土壌」それぞれの観点から、湿気リスクの実態を解説します。

    まず「基礎部分」です。コンクリートでできた基礎は一見すると湿気とは無縁のように思われがちですが、実際には外気や地面からの影響を強く受ける部分です。特に基礎の立ち上がり部分や打ち継ぎ部分は、微細な隙間やクラック(ひび割れ)が発生しやすく、そこから水分が侵入することがあります。また、雨水や雪解け水が基礎周囲に滞留している場合、その水分がじわじわと床下側へ影響を与えるケースもあります。こうした水分は蒸発しながら床下の湿度を高め、結果的にカビの発生条件を整えてしまいます。

    次に「束(つか)周り」です。束とは床を支える重要な構造材であり、床下に多数配置されています。この束の周囲は空気の流れが滞りやすく、湿気が溜まりやすいポイントです。特に鋼製束や木製束の接地部分は、地面からの湿気を直接受けやすく、結露や湿潤状態が続くことでカビの発生源となります。また、束と大引き(床を支える横材)の接合部も要注意です。ここは温度差が生じやすく、水分が付着しやすい箇所であり、黒カビが点状に広がるケースが多く見られます。

    さらに見逃せないのが「断熱材」です。床下断熱が施されている住宅では、断熱材が湿気を抱え込むことでカビの温床になることがあります。特にグラスウール系の断熱材は吸湿性があり、一度湿ると乾燥しにくいため、内部でカビが繁殖しやすくなります。また、断熱材の裏側や隙間部分は目視確認が難しく、気づかないうちに広範囲でカビが進行しているケースもあります。断熱材が垂れ下がっていたり、施工不良によって隙間が生じている場合は、そこに湿気が集中しやすく、局所的な高湿度環境が形成されます。

    そして最も根本的なリスクとなるのが「土壌からの湿気」です。床下の地面は常に水分を含んでおり、その水分が蒸気として床下空間へと上昇しています。防湿シートが施工されていない、あるいは破れている場合、この湿気は直接床下に供給され続けることになります。さらに、地盤の性質によっては水はけが悪く、雨や雪解け水が長期間残留することで、常に湿った状態が維持されるケースもあります。このような環境では、床下全体の湿度が慢性的に高くなり、カビが広範囲に広がる要因となります。

    また、これらのポイントは単独で問題になるだけでなく、互いに影響し合うことでリスクを増幅させます。例えば、土壌からの湿気が多い状態で束周りの通気が悪ければ、その周辺は常に湿った状態となり、断熱材にも影響が及びます。さらに基礎部分からの水分侵入が重なることで、局所的に非常に高い湿度環境が生まれ、カビの繁殖が一気に進行することになります。

    床下の危険ポイントは、どれも「見えない場所」に存在しているという共通点があります。そのため、異臭や床の違和感といった初期サインを見逃さず、早期に点検・調査を行うことが重要です。問題が進行してからでは、除去だけでなく構造的な補修が必要になるケースもあり、コストや工期の面でも大きな負担となります。

    見えないからこそ軽視されがちな床下ですが、実際には住宅全体の健康状態を左右する重要な空間です。どこにリスクが潜んでいるのかを正しく理解することが、カビ被害を未然に防ぐ第一歩となります。

     

    4.清掃だけでは解決できない床下カビ問題の本質

    「見えるカビ」だけを取っても終わらない―内部環境が再発を引き起こす本当の原因

    床下カビのご相談で非常に多いのが、「一度掃除したのにまたカビが出てきた」「市販の薬剤で除去したが数ヶ月で再発した」というケースです。この原因は非常にシンプルで、表面だけを処理しても、カビの根本原因である“内部環境”が改善されていないためです。

    まず理解しておくべきなのは、カビは単なる“汚れ”ではないという点です。カビは微生物であり、湿度・温度・栄養源(木材やホコリなど)が揃えば、どこでも再び繁殖します。つまり、目に見えているカビはあくまで“結果”であり、その裏側には必ず発生原因となる環境が存在しています。

    床下の場合、この「環境」の問題が非常に大きな割合を占めています。例えば、湿気が常に滞留している状態や、結露が繰り返されている構造、通気が機能していない空間などです。このような状態では、仮に表面のカビを完全に除去したとしても、数週間から数ヶ月で再びカビが発生する可能性が高くなります。

    特に注意が必要なのが、木材内部や断熱材内部に入り込んだカビです。床下のカビは表面に付着しているだけではなく、木材の繊維の中や断熱材の奥にまで広がっているケースが多く見られます。この状態では、表面を拭き取る、削るといった処理だけでは完全に除去することはできません。見た目はきれいになったように見えても、内部に残ったカビが再び表面に現れてくるのです。

    また、床下特有の問題として、「乾燥しにくい環境」があります。日光が当たらず、空気の流れも弱い床下では、一度水分が存在すると長期間にわたって湿った状態が続きます。この状態はカビにとって理想的な環境であり、表面処理だけではその条件を変えることができません。つまり、清掃では“症状”を一時的に抑えることはできても、“原因”を取り除くことはできないのです。

    さらに、床下のカビは「広がり方」にも特徴があります。目に見える範囲だけでなく、その周囲の木材や構造材、さらには空気中にも胞子が拡散しています。そのため、一部分だけを清掃しても、周囲から再びカビが広がるという現象が起こります。これは、床下全体を一つの環境として捉えなければならない理由でもあります。

    加えて、湿気の供給源が残っている限り、カビは繰り返し発生します。地面からの湿気、外部からの水分侵入、結露、生活由来の水蒸気など、さまざまな要因が床下に影響を与えています。これらを無視して表面だけをきれいにしても、根本的な解決にはなりません。

    実際の現場でも、「他社で清掃したが再発した」というご相談は非常に多く、原因を調査するとほとんどの場合、通気不良や防湿不良、結露といった構造的・環境的な問題が残っています。この状態では、どれだけ強い薬剤を使用しても、時間が経てば再びカビは発生します。

    重要なのは、「なぜそこにカビが発生したのか」を正確に見極めることです。そして、その原因となる湿気の流れや温度差、通気の問題を改善しなければ、本当の意味での解決にはなりません。

    床下カビは“掃除の問題”ではなく、“環境の問題”です。この認識を持つことが、再発を防ぐための第一歩となります。

    5.実際に多い床下カビの発生事例

    現場で実際に起きている“見えない劣化”―放置が招く住宅ダメージのリアル

    床下カビの問題は、理論だけでなく実際の現場でどのような被害として現れているのかを知ることが非常に重要です。特に宮城県登米市のような気候条件の地域では、似たようなパターンでカビ被害が発生しているケースが多く見られます。ここでは、実際に多い床下カビの発生事例をもとに、そのリアルな被害パターンを解説します。

    まず最も多いのが、「気づいた時には床下全体にカビが広がっているケース」です。お客様からの相談のきっかけは、「なんとなくカビ臭い」「床が冷たい」「畳が湿っぽい」といった軽微な違和感です。しかし床下を点検すると、土台や大引きといった主要構造材に白カビや黒カビが広範囲に繁殖していることが少なくありません。特に湿気が溜まりやすい箇所から徐々に広がり、気づいた時には床下全体に及んでいるケースが多いのが特徴です。

    次に多いのが、「断熱材がカビだらけになっているケース」です。床下断熱が施されている住宅では、断熱材が湿気を吸い込み、その内部でカビが繁殖します。外から見ると分かりにくいのですが、めくってみると裏側が真っ黒になっていることもあります。この状態では断熱性能も低下し、冬場の底冷えや結露をさらに悪化させる原因となります。実際に、断熱材のズレや施工不良によって結露が発生し、カビにつながる事例も報告されています。

    また、「木材の腐食と強度低下」に進行しているケースも非常に重要です。カビは単なる見た目の問題ではなく、長期間放置されることで木材の含水率が上昇し、腐朽菌の発生へとつながります。その結果、土台や柱の強度が徐々に低下し、最悪の場合は床の沈みや傾きといった構造的な問題に発展します。実際に、床下の湿気と換気不良が重なると、数年で木材の劣化が進行する可能性があるとされています。

    さらに、「床下だけでなく室内へ影響が出るケース」も多く見られます。床下で発生したカビは胞子として空気中に拡散し、室内へと上がってきます。その結果、押入れやクローゼット、家具の裏側、さらには壁紙の裏などにカビが発生するという二次被害につながります。つまり、床下の問題は床下だけで完結せず、住宅全体の空気環境に影響を与えるのです。

    登米市特有の事例として多いのが、「雪解け時期に一気に悪化するケース」です。冬の間に蓄積された湿気と、春先の雪解け水が床下へ影響し、短期間でカビが一気に広がるパターンです。特に、地盤が湿気を保持しやすい住宅や、基礎周りの排水が不十分な住宅では、この傾向が顕著に現れます。

    また、「空き家・使用頻度の低い住宅」での被害も増えています。登米市では、別荘や空き家のように人の出入りが少ない住宅も一定数存在しますが、こうした建物は換気が行われず湿気がこもりやすいため、カビが急速に進行します。実際に、湿気がこもることで建物の劣化が進むケースも指摘されています。

    そして見逃せないのが、「他業者で一度清掃したが再発しているケース」です。表面的なカビ除去のみを行った結果、一時的に改善したように見えても、数ヶ月後には再び同じ箇所にカビが発生するというパターンです。このような現場では、原因となる湿気や通気の問題がそのまま残っていることがほとんどです。

    このように、登米市の住宅で実際に起きている床下カビの被害は、単なる汚れの問題ではなく、「構造」「環境」「時間」が重なって進行する深刻な問題です。そして多くのケースに共通しているのは、「初期段階で気づきにくい」という点です。

    だからこそ、違和感を感じた時点での点検と、原因まで踏み込んだ対策が重要になります。放置すればするほど、見えない部分で被害は確実に広がっていきます。

    6.床下カビを防ぐために必要な対策

    再発を防ぐための本質対策―湿気の流れを制御し、床下環境を根本から改善する

    床下カビを防ぐためには、「カビを取る」という対処ではなく、「カビが発生しない環境を作る」ことが最も重要です。そのためには、湿度管理・換気改善・構造的アプローチという3つの視点から、床下環境を総合的に見直す必要があります。

    まず基本となるのが「湿度管理」です。カビは湿度が高い環境で活発に繁殖するため、床下の湿度をいかにコントロールするかが重要になります。一般的に、湿度が60%を超える状態が続くとカビが発生しやすくなるため、床下をできるだけ乾燥状態に保つことが理想です。しかし、床下は自然環境の影響を強く受けるため、単純に乾燥させるだけでは不十分です。地面からの湿気を遮断するために防湿シートを敷設したり、コンクリートで覆うことで、湿気の供給源そのものを断つ対策が有効です。特に登米市のように雪解け水の影響を受けやすい地域では、この対策の有無で床下環境は大きく変わります。

    次に重要なのが「換気改善」です。床下の湿気を外へ逃がすためには、空気の流れを確保することが不可欠です。基礎パッキン工法や通気口が設けられていても、実際には空気がうまく流れていないケースが多く見られます。例えば、建物の周囲に物が置かれていたり、風の通り道が偏っている場合、床下の一部に湿気が滞留してしまいます。このような場合には、強制的に空気を動かすための床下換気扇の設置や、空気の流れを考慮した通気経路の見直しが必要になります。また、換気は「量」だけでなく「流れ」が重要であり、どこから空気を取り込み、どこから排出するかを設計的に考えることが求められます。

    そして見落とされがちですが非常に重要なのが「構造的アプローチ」です。これは、単なる設備の追加ではなく、住宅全体の構造や環境を踏まえて問題を解決する考え方です。例えば、基礎周りの排水が悪い場合には、水が溜まらないように外構の勾配を調整する、雨水の流れを改善するなどの対策が必要です。また、床下の高さが低く空気が滞留しやすい構造であれば、換気方法を工夫する必要があります。さらに、断熱材の施工不良や劣化が原因で結露が発生している場合には、断熱材の見直しや再施工も検討しなければなりません。

    加えて、生活環境からの湿気対策も重要です。室内で発生した湿気は床下へ影響を与えるため、室内の換気や湿度管理も床下対策の一部として考える必要があります。特に冬場は暖房により湿気が移動しやすくなるため、適切な換気を行うことで結露の発生を抑えることができます。

    現場で多く見られるのは、「一つの対策だけでは不十分」というケースです。例えば、防湿シートを施工しても換気が悪ければ湿気はこもりますし、換気を強化しても地面からの湿気が多ければ効果は限定的です。このように、床下カビ対策は単独の方法ではなく、複数の対策を組み合わせて初めて効果を発揮します。

    また、重要なのは「継続的な管理」です。対策を行った後も、定期的に床下の状態を確認し、湿度や通気の状況をチェックすることで、再発を未然に防ぐことができます。床下は見えない場所だからこそ、意識的に管理することが必要です。

    床下カビは、適切な対策を行えば確実に予防できる問題です。しかし、そのためには表面的な処置ではなく、環境・構造・湿気の流れをトータルで考える視点が欠かせません。ここを正しく理解することが、長期的に安心できる住環境を維持する鍵となります。

    7.MIST工法Ⓡカビバスターズ仙台による専門対応

    見えない原因を徹底的に可視化し、再発させないための一貫対応

    床下カビの問題は、単なる清掃や一時的な処置では解決できない“環境由来のトラブル”です。だからこそ私たちMIST工法Ⓡカビバスターズ仙台では、「原因調査→適切な除去→再発防止」という一連の流れを重視し、根本から問題を解決する専門対応を行っています。

    まず最初に行うのが「原因調査」です。床下カビは発生している場所だけを見ても、本当の原因は見えてきません。重要なのは、なぜそこに湿気が溜まり、なぜカビが発生したのかという“背景”を正確に把握することです。現地調査では、床下の湿度状況、通気の流れ、基礎周りの水分環境、断熱材の状態などを総合的に確認し、カビ発生の要因を特定していきます。また、カビの範囲や進行度を見極めることで、どこまで対処が必要なのかを明確にします。

    次に行うのが「除去作業」です。ここで重要なのは、単に見えているカビを取り除くだけではなく、再発の原因となる要素を考慮した処置を行うことです。床下の場合、木材や断熱材など素材ごとに適切な方法で対応する必要があります。表面だけを処理するのではなく、カビが影響している範囲全体に対して適切な処置を施すことで、再びカビが表面化するリスクを抑えていきます。

    そして最も重要なのが「再発防止策」です。多くの現場で見られるのは、除去は行ったものの原因が残っているために再びカビが発生するケースです。私たちは、調査で特定した原因に対して具体的な改善策を提案します。例えば、床下の湿気が多い場合には防湿対策、通気が不足している場合には換気改善、結露が発生している場合には断熱や空気の流れの見直しなど、現場ごとに最適な方法を組み合わせて対応します。

    また、床下は「施工して終わり」ではなく、その後の環境維持も非常に重要です。そのため、必要に応じて定期的な点検や管理のアドバイスも行い、長期的にカビが発生しにくい状態を維持できるようサポートしています。

    実際に多くのご相談で共通しているのは、「何度もカビを繰り返している」という悩みです。このようなケースでは、これまで原因にアプローチできていなかったことがほとんどです。表面的な対応ではなく、原因から見直すことで初めて再発を防ぐことができます。

    私たちが大切にしているのは、「その場だけきれいにする」のではなく、「長く安心できる状態をつくる」ことです。床下は普段見えない場所ですが、住宅全体の健康状態に大きく関わる重要な空間です。だからこそ、一時的な対処ではなく、確実に改善し、再発を防ぐための取り組みが必要になります。

    宮城県登米市のように気候的な影響を受けやすい地域では、特に床下環境の管理が重要です。カビは放置すればするほど広がり、被害も大きくなります。違和感を感じた時点での早期対応が、結果的にコストや被害を最小限に抑えることにつながります。

    原因を見極め、適切に対処し、再発させない。この一貫した対応こそが、床下カビ問題を根本から解決するために必要な考え方です。

     

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